あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
3.53
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本棚登録 : 901
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122066014

作品紹介・あらすじ

ここは女たちの地上の楽園?! シングルだけど、〝一人〟じゃない。女たちの本音と夢があふれ出す、阿佐ヶ谷の古びた洋館・牧田家。家の平和を守る老人、「開かずの間」の秘密、ストーカー男の闖入など、今日も牧田家の暮らしは豊かでかしましい。

感想・レビュー・書評

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  • 文庫化を楽しみにしてた期待値ばかりが膨らんでハマらなかった……とは言ってもミイラが活躍のくだりは笑った。
    女性同士が集まると表面ではニコニコしてても裏では……てなことが当然あるものだけど、みんながみんな言いたい放題であり(もしかしたら誰かが我慢してる可能性もないことはない)この作品に関しては疲れるドロドロがさっぱりなかったので突然の語り手が現れようともファンタジーさが元からあるので気楽に読み進められました。
    色鮮やかで美しい刺繍が脳内に残るので、私も習いに行きたい! 作品を見に行きたくなりました。

  • しをんさんの本は、不意打ちでハッとさせられる言葉が出てくる。
    ついに発せられることのなかった言葉や、表明されなかった思いは、どこに行くのだろうなあ。とか。

  • 笑った笑った。声に出して笑ってすっきりした!さすが三浦しをん先生だわ。愉快でしっとりしてて泣きながら笑える。最高のエンタメ。わたしもここに住みたいわ。あと、山田さんには長生きしてほしい。

  • はじめて読む作家
    とても素敵で、楽しかった。
    東京がなつかしい

  • 大分行きの新幹線乗車用に購入。
    初めのほうおもしろかったのだが、カラスが出てきたとこでさーっと冷めた。残念。
    解説によると、谷崎潤一郎没後50年にちなみ、第一線の作家により書き下ろされた作品のなかのひとつとのこと。

  • 東京の片隅にある屋敷に住む4人の女の物語。
    刺繍が趣味の主人公、その母、ひょんなことから同居を始める友人とその同僚、そして昔からなぜかそばにいる山田。

    それぞれの人物はとても繊細に作り込んで描写されており、不思議な共同生活も親近感を持つことができた。だが、途中で突然差し込まれるカラスと亡き父の語りにどうしても違和感があり、それまで入り込んでいた世界観から引き戻されてしまった。この語りが作品の肝だとは思うのだが、もう少しベースの流れに沿った現実味のある表現をしてほしかった。

  • 縁あって共に暮らす四人の女性の話。
    唐突に人ではない語り部が出てくるのが、違和感があった。

  • あまりファンタジーが好きではないので、烏が語り出した時に白けた気持ちになった。
    内容は嫌いじゃない。4人の個性が面白かった。

  • 架空の話なのに、
    寝るための儀式をしている仲間を見つけて思わずホッとした。

  • 平穏な日常に時におこるトラブルが絶妙なスパイスになって、気持ちよく読了。

    この本のおかげで、文豪谷崎潤一郎の細雪を手に取ることができた。

    感謝。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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