ケルトの歴史と文化(下) (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2018年6月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784122066052

作品紹介・あらすじ

ケルト文化は、古典古代のギリシア・ローマ文化のような巨大な規模ではないが、さまざまな面で、世界史的に輝かしい遺産をおびただしく多く残した。その内実を本書は詳しく描いていく。

本書はまた、現代の問題も扱う。ケルト文化といえば、マイナーな文化と受け止められる傾向もあるが、決してそうではない。ブリテン諸島(ブリテン島とアイルランド島)の一部やフランスのブルターニュ地方などでは、古代ケルト人の末裔とされる人々が現在も生き、民族のアイデンティティとなるケルト語を話し、固有の文化伝統を守り続けている。ヨーロッパの「未開の地」に起源をもつケルト文化は、「森の民」にふさわしい生命的で自然的な文化要素を持ち、古代ギリシア・ローマの地中海世界とは異なる文化要素をいまなお発信しているのだ。

これらの多面を捉えながら、ケルトを概括的に集約した著作として、本書の意味はとても大きい。

感想・レビュー・書評

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  • 産業主義や物質主義が横溢する現代社会において、ケルト的文化の価値は再評価されつつある。その豊かなメッセージの意味を本書は最新の知見から示す。

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著者プロフィール

木村正俊(きむら・まさとし)
神奈川県立外語短期大学名誉教授。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専門は英文学、ケルト文化。主な著書に『ケルトの歴史と文化』(中公文庫)、『ケルト全史』(東京堂出版)、『スコットランド通史』(原書房)、『ケルト文化事典』(共編、東京堂出版)、『スコットランド文化事典』(共編、原書房)、『ケルト 口承文化の水脈』(共著、中央大学出版部)、『ケルト復興』(共著、中央大学出版部)、『ケルティック・テクストを巡る』(共著、中央大学出版部)、『イギリス文化事典』(共編、丸善出版)、『文学都市ダブリン』(編著、春風社)、『ケルトを知るための65章』(編著、明石書店)など。

「2022年 『ケルト神話・伝承事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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