白頭の人 大谷刑部吉継の生涯 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2018年8月21日発売)
3.73
  • (6)
  • (14)
  • (7)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 131
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (456ページ) / ISBN・EAN: 9784122066274

作品紹介・あらすじ

近江の浪人の倅はいかにして「秀吉に最も信頼される男」になったのか――謎の病で容貌が変じ、周囲に疎まれても義を貫き、天下分け目の闘いに果てるまで。

みんなの感想まとめ

主人公の生き様を通じて、逆境に立ち向かう強さと人間の絆が描かれています。病に苦しみながらも、愛する家族への深い愛情と忠義を貫く姿勢が印象的で、彼の内なる熱量が物語を引き立てます。秀吉に仕え、盟友の石田...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 熱いんだよな。身体の自由が利かなくなっても、その裡にある熱量がほとばしってる男

  • 愛妻、子供達への愛情に満ち、才能に溢れた美男子でありながらも病に罹るが秀吉に忠義を尽くし、最後は盟友の石田三成に身を捧げる。同様の病を負った黒田官兵衛との会話、地味でありながらも着々と与えられた仕事をこなし周りの信頼を集めていく様、石田三成との友情の描き方が特徴的で何度か涙した。

  • 大谷吉継ここにあり!!

  • 本作を読んで…不運な状態であっても「力尽きるまで生き続けよう」ということになる主人公や、彼を支える周囲の人々に何か共鳴するものが在った…「生かされていることに感謝」というような境地と表現すれば善いだろうか?勇壮な合戦が展開する戦国時代モノというよりも、人生を問う物語という感だ…

  • 恥ずかしながら、大河ドラマ「真田丸」で知った大谷吉継ですが、穏やかで良い人というところに惹かれてあの頃の武将?で最大の推しになっている人物です。
    この本があることを知って漸く読んだのですがとても面白かったです。
    やっぱりとても良い人…温厚で控えめで誠実で、という素敵な人でした。人望が無さすぎる佐吉の親友であったり、豊臣秀吉からは黒田官兵衛より信頼されていたり、そんな黒田官兵衛からも「白頭殿」と呼ばれて親しくしていたり、ちょっと良い人に描かれ過ぎではないかと思ったりもしました。
    刑部殿がその生涯でほぼ侵されていた病気はなんとなくあれかな…と思うのですが、それでも重用していた秀吉のエピソードは胸にきました。茶室の一件も。秀吉もすごい人だよなぁ。。
    登場人物たちが生き生きしていて、とても読みやすくてあっという間に読み終わりました。相変わらず真田丸のキャストで変換されます。プラス、軍師官兵衛の岡田さん。
    そして歴史の流れもわかりやすかったです。関ヶ原が「壮大な喜劇の大団円」とされていて、内通が凄まじくて西軍そりゃ勝てない、と思いました。
    刑部殿のご家族も温かくて良かったです。やはり人柄だ。外見が如何に変わろうとも内面は変わらないし、途中弱くなったりしましたがそれでも内面を変えず生き抜いた刑部殿は強いです。好きです。
    本当に面白かったです。どっぷり。

  • 近江の浪人の倅はいかにして「秀吉に最も信頼される男」になったのか――謎の病で容貌が変じ、周囲に疎まれても義を貫き、天下分け目の闘いに果てるまで。

全7件中 1 - 7件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

富樫倫太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×