中世の秋(上) (中公文庫 ホ 1-5)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122066663

作品紹介・あらすじ

二十世紀を代表する歴史家ホイジンガが、フランスとネーデルラントにおける十四、五世紀の人々の実証的調査から、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔の対極的な激情としてとらえ、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。
【目次】
第一版緒言
Ⅰ はげしい生活の基調
Ⅱ 美しい生活を求める願い
Ⅲ 身分社会という考えかた
Ⅳ 騎士の理念
Ⅴ 恋する英雄の夢
Ⅵ 騎士団と騎士誓約
Ⅶ 戦争と政治における騎士道理想の意義
Ⅷ 愛の様式化
Ⅸ 愛の作法
Ⅹ 牧歌ふうの生のイメージ
ⅩⅠ 死のイメージ
ⅩⅡ すべて聖なるものをイメージにあらわすこと
史料解題
年譜

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  • 二十世紀最高の歴史家が、フランスとネーデルラントにおける実証的調査から、中世人の意識と中世文化の生活と思考の全像を精細に描いた不朽の名著。

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著者プロフィール

一八七二年、オランダに生まれる。一九〇五年、フローニンゲン大学教授。一九一五年、ライデン大学外国史・歴史地理学教授。古代インド学で学位を得たが、のちにヨーロッパ中世史に転じ、一九一九年に『中世の秋』を発表し、大きな反響を呼ぶ。ライデン大学学長をも務める。主な著書に『エラスムス』『朝の影のなかに』『ホモ・ルーデンス』など。一九四五年、死去。

「2019年 『ホモ・ルーデンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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