活きる (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 74
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122066861

作品紹介・あらすじ

世界で不動の地位を築く中国作家・余華の代表作で、中国および諸外国で今もなお読み継がれ、中国文学史に残っていくであろう名作である。張芸謀監督による映画版はカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を獲得し、その原作を読みたいという需要はいまも日本国内にある。発売以後、累計1000万部の超ベストセラー、40数カ国で翻訳出版。生と死、愛と別れ、幸福と苦痛、時間の神秘……。国共内戦や文革という激動の時代を生き抜いて。<解説>中島京子

感想・レビュー・書評

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  • 悲しみの中でも、それでも生きていくという意思

  • チャン・イーモウの映画を見たい気分。

    活きる|文庫|中央公論新社
    https://www.chuko.co.jp/bunko/2019/01/206686.html

  • ★4.0
    大好きな同名映画の原作本。若かりし頃の福貴(フーグイ)が、本当にどうしようもない。そして、財産の全てを失って心を入れ替えるものの、現実はそんな彼にも容赦しない。何度も愛する人の死と向き合い、何度も悲しみの涙を流す福貴と家珍(ジアジェン)の夫婦。中でも、有慶(ヨウチン)の死があまりに理不尽で、杜撰な医療に憤りしか感じない。が、年老いた福貴に残るのは悲しみではなく、今は亡き家族の良くも悪くも愛しい思い出。“ぼく”に過去を語る彼は飄々とし、むしろ清々しさすら感じる。二転三転する当時の政策等も興味深い。

  • 泣かない人はいないと思う。
    文化大革命時代、周りの人々を全て亡くし、それでも生きる人の話。

  • 若い頃には放蕩三昧
    働き盛りは出世を願い
    年を取ったら好々爺

    風霞と二喜 手をつなぎ見つめ合う二人

  • 生と死、愛と別れ、時間の神秘。国共内戦や文革という激動の時代を生きた、ある家族の物語。世界で不動の地位を築く中国作家の代表作。〈解説〉中島京子

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著者プロフィール

1960年中国浙江省杭州生まれ。両親の職場の病院内で、人の死を身近に感じながら育つ。幼少期に文化大革命を経験。89年には文学創作を学んでいた北京で天安門事件に遭遇した。80年代中頃から実験的手法による中短篇作品で「先鋒派」作家の一人として注目を浴び、91年『雨に呼ぶ声』(アストラハウス)で長篇デビュー。92年発表の『活きる』(中央公論新社)が張芸謀(チャン・イーモウ)監督により映画化されて話題を呼ぶ。本作『兄弟』は中国で05年に上巻、06年に下巻が発表され、またたくまにベストセラーとなった。他の長篇作品に95年『血を売る男』、17年『死者たちの七日間』(いずれも河出書房新社)、21年『文城』(未邦訳)がある。グランザネ・カブール賞(イタリア)、フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」受賞。作品は全世界で2000万部以上、40以上の言語に翻訳されており、ノーベル賞関係者が中国で必ず面会する作家のひとり。

「2021年 『兄弟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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