灰と日本人 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2019年3月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784122067080

作品紹介・あらすじ

発火、料理、消毒、肥料、発酵、製紙、染料、陶芸のほか香道や茶道にも道具や材料として、灰は日本人の生活を支えてきた。また童話の中には「灰かぶり姫(シンデレラ姫)」に似た話が世界にあることを見出す。食生活、社会、風俗、宗教、芸術に分け入り、身近な生活必需品=灰の科学と神秘性を解き明かす。灰の負のイメージを払拭する画期的な作品


目次
Ⅰ 灰の生いたち
灰の誕生と埋火(うずみび)のこと

灰の成分と用途?そして灰屋のこと
Ⅱ 灰と食
食べものと灰
酒と灰
醤油・味噌と木灰
海藻と灰
料理と灰汁(あく)
Ⅲ 灰の恵み
和紙・織物と木灰
染料・染色と木灰

やきものと灰
Ⅳ 灰の効能
薬と灰
「秘術伝書」と灰
Ⅴ 灰の恐怖
火山と灰

死の灰
Ⅵ 灰と高貴
茶道・香道と木灰
習俗・宗教と灰
文学と灰

みんなの感想まとめ

灰が日本人の生活にどのように根付いているかを探求する作品は、発火や料理、消毒、肥料など多岐にわたる用途を通じて、身近な存在である灰の科学と神秘性を明らかにします。食生活や社会、風俗、宗教、芸術といった...

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★☆☆ 星3つ

    [感想]
    日本人と灰に関連する様々なことを一冊にまとめた本

    面白い内容ではあるが、体系的にまとめられているわけではないので、少し読みにくいと感じた。

    特に灰の成分に関する内容や古文、漢文などの抜粋が本文中に差し込まれるのが読みにくい要因であると感じている。

  • 2019/6/22 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2021/5/26〜5/29

    小泉先生のいつもとは違う灰に注目したエッセイ。昔の人は、生活の知恵として灰を色々な場面で活用してきたことがよくわかる。科学が発達していなかった頃に、まさに科学的にツボを押さえた利用法に感嘆。人間ってすごい。

  • 発火、料理、消毒、肥料、発酵、製紙、染料、陶芸等、道具や材料だった必需品について食生活、社会、風俗、宗教、芸術に分け入り科学と神秘性を解き明かす。

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著者プロフィール

1943年(昭和18)、福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学名誉教授。農学博士、専攻は醸造学・発酵学・食文化論。日本醸造協会伊藤保平賞や三島雲海学術奨励賞などを多数受賞。発酵食品ソムリエ講座「発酵の学校」の校長として、技術者や後身の育成に力を注ぐ。NPO法人発酵文化推進機構理事長や全国発酵のまちづくりネットワーク協議会会長など、食に関わる活動も数多い。これら発酵文化に広く貢献した業績により、文化庁長官賞を受賞する。現在、鹿児島大学、福島大学、宮城県立大学、石川県立大学などで客員教授を務める。小説家として食品文化を題材とした作品も多数発表。代表的な著作に『酒の話』(講談社現代新書、1982)、『発酵食品礼讃』(文春新書、1999)、『蟒(うわばみ)之記』(講談社、2001)、『食と日本人の知恵』(岩波現代文庫、2002)、『最終結論「発酵食品」の奇跡』(文藝春秋、2021)、『江戸の健康食』(河出書房新社、2016)、『超能力微生物』(文春新書、2017)、『北海道を味わう』(中公新書、2022)、『発酵食品と戦争』(文春新書、2023)など、単著だけで160冊を超える。日本経済新聞の連載コラム「食あれば楽あり」は、1994年から現在まで30年以上にわたり連載が続く。

「2025年 『石狩川随想 私が出逢った人・食・歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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