ネットリンチ 悪意の凝縮 (中公文庫 む30-1)

  • 中央公論新社 (2019年4月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784122067271

作品紹介・あらすじ

「魔女狩り板」――それは、とあるインターネット掲示板の通称。そこに集う輩の目的はただ一つ、《ネットリンチ》を楽しむことだ。YouTuberの翼は、そんな《ネットリンチ》に反感を覚えながらも見て見ぬふりを続けてきた平凡な大学生。しかし、オフ会で知り合った女性・香織に弱みを握られ、「魔女狩り板」の中でも、特に悪質なユーザー四名の吊し上げに協力させられることになってしまった。なぜ香織はそこまで《敵》を憎悪するのか。


あなたの気軽なリツイート、それ、訴えられるかもしれませんよ?

現在社会に誕生した「新たな犯罪」に巻き込まれたくなければ、絶対に今作を読んでください。

みんなの感想まとめ

現代のSNS社会における恐ろしさとその影響を描いた作品で、主人公はオフ会で出会った女性に脅され、ネットリンチの中心に巻き込まれていきます。ゲーム実況を行うYouTuberの翼は、彼女の要求に応えながら...

感想・レビュー・書評

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  • ゲーム実況のユーチューバーが主人公
    オフ会で出会った女から脅されて
    魔女狩り掲示板の中枢メンバーを突き止めるために協力するはめに
    SNSの怖さを感じることができました
    本書の中のようなことは実際はないとは思いつつ
    でももしかしたらと思うと・・・

  • YouTuberの翼は、謎の女性に弱みを握られ、ネット掲示板の中でもとくに悪質な四人の吊し上げに協力することになり……?『「電脳マジョガリ」狩り』改題。

  • 「数学屋さん」の印象が強い作家さんだったので、このドロドロとした陰惨な内容を想像させるタイトルがすごく意外に感じます。

    そのタイトルから暗い内容なのかと思って読み始めましたが、おもったよりライトな印象。イヤミス的な読後感を覚悟していたので、そこはちょっと肩透かし。裏を返すと読後感は悪くなく、嫌な気持ちになるような内容じゃなかったのはよかった……のかな?

    信憑性に乏しいネットの情報を鵜呑みにして、無責任な言動をとる人たちを描く内容が、ドラマ「3年A組」を想起。本作は元々3年前に刊行された作品のようですが、3年経っても日本人のネットリテラシーは一向に向上していないよなぁ、と考えさせられたりも。

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著者プロフィール

一九八九年、神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業。『お任せ!数学屋さん』で第2回ポプラ社小説新人賞受賞。著書に「トリプル・ゼロの算数事件簿」「算額タイムトンネル」シリーズ、『ショダチ!藤沢神明高校 でこぼこ剣士会』『リケイ文芸同盟』などがある。剣道五段。将棋アマチュア三段。

「2021年 『われら滅亡地球学クラブ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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