- 中央公論新社 (2019年8月22日発売)
本棚登録 : 24人
感想 : 3件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784122067684
作品紹介・あらすじ
浅草花川戸の乾物問屋の一人娘・お春。
美しい母は度重なる浮気の末、父とは別の男の胤を宿し、流産で死んだ。
懶惰な母親を嫌悪し、北国屋の家から解放されたいと願うお春だったが、
ある夜部屋に忍び込んできた番頭の伝九郎に体を許してしまい――。
「夢のような愚かさを書いてみたい」
橋本治が『刺青』にはじまる谷崎潤一郎文学をオマージュした、愚かしく妖しい少女の物語。
感想・レビュー・書評
-
今年のはじめに亡くなられた橋本治さん
お顔は知っているが、、きちんと読んだことがなく、、初読み。
短いのでスラスラとすぐ読める。
正直もっと乱れるのかと思ったが、性が乱れすぎた昨今から考えれば物足りないが、結婚前に処女ではない事が、世間様に知られてはならないあの時代では、お花は御法度を犯した少女なんだろうな。
これで終わりかと思った、最後の最後にグッとくる、全てをかっさらってしまうほどの最後が良かった。
が、全体的に少女漫画チックなのかなっと思った。
あまりの読みやすさに、他の本も読んでみたくはなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢のような愚かさを書いてみたい――橋本治が谷崎潤一郎の作品をオマージュして紡いだ、愚かしく妖しい少女の物語。〈巻末付録〉橋本治「愚かと悪魔の間」
著者プロフィール
橋本治の作品
