膠着 スナマチ株式会社奮闘記 (中公文庫 こ40-36)

  • 中央公論新社 (2020年1月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784122068209

作品紹介・あらすじ

老舗の糊メーカー・スナマチ株式会社は創業以来の大ピンチ。社運をかけて新製品開発を行うも、できあがったのはなんと“くっつかない糊”!? そんなもの売れるのかと頭を抱える新入社員の啓太と、「俺に売れない物はない」と豪語するベテラン社員の本庄。窮地に陥った会社を救うべく、ふたりの営業マンの闘いが始まった! 今野敏が贈る、ユーモアたっぷりのサラリーマン応援小説。

みんなの感想まとめ

ビジネスサクセスストーリーを描いたこの作品は、老舗の糊メーカーが新製品の開発に挑む姿をユーモアたっぷりに描いています。新入社員とベテラン社員の営業マンが、くっつかない糊という奇妙な製品をどう売り込むの...

感想・レビュー・書評

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  • 今野敏さんの、刑事物や任侠物とは違うビジネスサクセスストーリー。
    いつもの事だが、ストーリー展開が軽快であっという間に読み終わってしまう。
    とても面白い。
    接着剤メーカーの物語で、模型を趣味にしていた私としてはとても馴染みがある話が出てきて興味深かった。
    今後もこれがストーリー化されると楽しいのにな。

  • 会話が多くて読むのに疲れましたが、主人公を中心に登場人物それぞれの心の動きが読み取れて面白かったです。

  • うーん…。久しぶりの今野敏さんで楽しみに読み始めたのだけど…。

    私には合わなかったのかな。

  • 主人公の勤める会社が他の会社に乗っ取られる??
    え、誰が情報を流しているの?という大きな話から上司と部下のなんかいい関係が書かれていた。さて最後どうなるのかな

  • 下町企業の一発逆転モノなんだけど、どうしても⚪︎井戸作品と比べてしまう。谷がもっと絶望的で、山がもっと劇的だったら嬉しいんだけど、高望みしすぎか。得意の警察モノと絡めてほしい。

  • 売れないものをどう売るか?会社の人間模様と相まって楽しく読めました。

  • 接着剤の会社に入った新人の啓太。誤発注から始まり、接着しない接着剤の活用に頭を使い、そこに会社の買収やスパイが絡む、というが語り口は軽く、スッと読める。ユーモアあって面白いけど、少しあっさりとしてる。

  • 面白かったが顛末や途中の展開が今ひとつ今野小説のキレを感じなかった。営業の本庄をもっと活躍させる、専務をもっとどうにかする。
    何かいつもの今野小説にはあったような気がする。

  • サラリーマンもの。深みはなくサクッと読める。接着剤のくだりは飛ばしてもOK。

  • サクッと読了。自分にに自信がなくてもないなりに会社のことを分析して考えられることはとても大事なことだと思う。

  • 警察小説ではなくて企業小説は異色なのかもしれませんが、面白く読めました。

  • まぁ、けっこうストーリーが安めですね。。。

  • 着眼点はおもしろいけど、もうちょっと巧みな伏線が欲しかったな。

    新入社員が主人公という点から、入社前に読みたかった1冊。

  • 今野敏氏作品としては、どちらかと言うと『任侠シリーズ』に近い作風で軽く読める。

  • ブラック企業が多い中、スナマチみたいな会社は、理想郷だ。いつリストラになるか心配していたら、仕事に身が入らないし、失敗を恐れるようになる。それでは創造的な仕事はできない。

  • 面白かったー。

  • 老舗のりメーカーの新入社員、丸橋啓太は、失敗作の新製品の使い道に頭を悩ませ、大企業からのTOBを心配し、挙句の果てに派閣抗争にもまきこまれる…。この作者さんには珍しいサラリーマン小説だが出来は…。

  • 最初の刊行時のタイトル『膠着』のままだったら私は手に取っていたかどうか。お仕事小説だと思わずにスルーしたかもしれません。

    三流大学卒の啓太があちこち受けまくって唯一内定を勝ち取ったのは、まぁまぁ大きな老舗の糊メーカー。別に糊が好きなわけじゃなし、愛社精神もなし。気になるのは巨乳の女子社員のみ。胸に目を取られていたからかどうか、とんでもない発注ミスをする。それをフォローしてくれたのは、よれよれしているけれど出来る先輩社員。そんな折、外資系の会社に買収されそうだという噂が舞い込みます。

    啓太がイマドキの男子ながら可愛げがあって憎めません。先輩社員の本庄のキャラもイイ。難題をつきつけられると本庄のように楽しそうに仕事に取り組む友人が私にもいます。仕事に限らず何かで凹むたびにその友人のことを思い出し、こういうときこそ楽しまなきゃと方向転換。

    できるわけないと思ったらできない。ニュートラルな状態で、頭を柔らかくして考えなきゃ駄目ですね。なかなか楽しかった1冊。

  • 老舗糊メーカーで起こるいろいろ。社内政治で揉めている間に買収の危機?そこらにいそうな主人公をはじめ、サラリーマンたちがコミカルに描かれていた。

  • 4.0

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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