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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784122068476
作品紹介・あらすじ
忽然と消失した大金四百八十両をめぐる推理劇は、思いがけない趣向のどんでん返しを迎え……。何重にも施された仕掛けによって、おかしく哀しく敬虔に俳人一茶の半生を描き出す傑作戯曲。一茶をめぐるエッセイや著者選「一茶百句」、金子兜太との対談などを増補した完全版。
紀伊國屋演劇賞個人賞・読売文学賞受賞
みんなの感想まとめ
消えた480両を巡る推理劇は、俳人小林一茶の生涯を多角的に描き出す魅力的な作品です。劇中には多くの俳句が散りばめられ、コミカルでありながらも深いテーマを持つ会話劇が展開されます。主人公の一茶は、人生に...
感想・レビュー・書評
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戯曲のシナリオ? 実際の公演を観たらすごいのかもしれないが、文字で読むと入り込めず何が面白いのかさっぱりわからない。
前半の評論、対談はおもしろかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お金持ちの遊俳(兼業俳諧師?)の消えた480両の謎、という大枠の中に、容疑者・小林一茶の生涯を多視点で辿っていく小さな劇中劇が散りばめられている。たくさんの俳句がコミカルに使われていて、実際の舞台ではリズムのよい会話劇だっただろうなと思う。
うだつの上がらない五十手前の俳諧師。俳句と自分を守ることで精一杯の人生は、人を人とも思わないゲスなのか、ただひたむきな純朴さなのか。どちらか一方の視点に寄って断罪したがる民衆の傲慢で幼稚な心の動きに、大きな権力がつけこんで益を得ようとしている。結局、一茶は長年互いの足を引っ張ってきたとみえたライバルによって救われるけれど、一茶の代わり(「近ごろ評判の悪い男」)はいくらでもいる、というラスト。
人々が小さな悪を憎む心が、巨悪にとっては肥やしになる。そして、芸術家はちょうどいい小さな「悪」なんだろうな。 -
凝った舞台だなと思いながら面白く読んだ。
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何重にも施された仕掛けによって、おかしく哀しく敬虔に俳人一茶の半生を描き出す、読売文学賞受賞の傑作戯曲。エッセイ、対談、「一茶百句」などを増補。
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著者プロフィール
井上ひさしの作品
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