化学探偵Mr.キュリー9 (中公文庫 き 40-13)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 341
感想 : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122068698

作品紹介・あらすじ

四宮大学で舞衣がMr.キュリーこと沖野と出会って三年。今年も「思い通りの夢」が見られる薬など奇妙な相談が寄せられる。また舞衣の知り合いで人気俳優の美間坂剣也が主演をつとめる「化学ドラマ」第二弾の放映も決定した。脚本は沖野が監修するが、この「化学トリック」が、ある事件を巻き起こす!?

 

シリーズ累計60万部突破の人気作第9弾が登場!

感想・レビュー・書評

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  • 四宮大学の庶務課の七瀬舞衣が人間的に成長し、というかお節介度をますます加速させて、大学内(大学外にも範囲を広げているが)の問題を次々と解決していく。自分のできることなら躊躇せずに相談に乗っていく。そればかりか、自分への相談を勧めるという、なんとも凄い女性だ。根本的に他者への無私の思いやりがあり、読んでる方も温かい気持ちになる。5つの短編に出てくる学生たちも真面目な人物が多く、自分が学生の頃はこんなに真面目じゃなかったなあと思ってしまうよ。

  • 何気に、前作とのつながりのある内容も多く続けて読んでよかった。が、ここにきてふと、気がついてしまったことが。なんとなく巻が進んできたら化学感が薄れて、庶務課何でも屋さん感が濃くなってきてるような・・・。

  • このシリーズももう9冊目。次で二桁ですね。
    今回はあまり化学、つまり沖野に頼らない話が多かった気がします。舞衣の成長に伴って、人として沖野と同列になってきたとうに感じます。ただこのシリーズはやはり化学がテーマなので、もう少し沖野に巻き込まれてほしいかな。

  • 四宮大学で舞衣がMr.キュリーこと沖野と出会って三年。今年も「思い通りの夢」が見られる薬など奇妙な相談が寄せられる。また舞衣の知り合いで人気俳優の美間坂剣也が主演をつとめる「化学ドラマ」第二弾の放映も決定した。脚本は沖野が監修するが、この「化 学トリック」が、ある事件を巻き起こす!?

  • そういや、先に10を読んだことがあったんだ。
    順番はバラバラだけど好きな設定。
    舞衣とのコンビって最初はどうだったんだろう?

  • 20220214読了

  • 読書録「化学探偵Mr.キュリー9」4

    著者 喜多喜久
    出版 中央公論新社

    p42より引用
    “「近年はタバコに対する規制が厳しくなっ
    ているが、将来的には酒も同じ道をたどるか
    もしれない。エチルアルコールには無毒性量
    は存在しないと言われている。どんなに少量
    であっても、肝臓にダメージを与えてしまう。
    社会的な影響が大きいので撤廃は難しいが、
    コンビニや自販機で気軽に買うことは難しく
    なるだろう。”

    目次より抜粋引用
    “化学探偵と赦されざる善意
     化学探偵と金縛りの恐怖
     化学探偵とフィクションの罠
     化学探偵と後悔と選択
     化学探偵と夢見る彼女”

     優秀な化学者と大学職員を主人公とした、
    短編連作ミステリ。
     ほんの二時間程度の間に、客が割ってしまっ
    た皿やグラスを三界も片付けることになった
    居酒屋のアルバイト店員。酒による醜態を目
    の当たりにするバイトの中でも、上司との会
    話で少し気が軽くなることを感じていた…。
    (化学探偵と赦されざる善意)

     上記の引用は、酒のトラブルに関する会話
    の流れで出た主人公・沖野の台詞。
    体に悪い物ほど、口に美味しかったり、その
    時だけでも気分が良くなったりするので、全
    く無くしてしまうのは難しいかもしれません。
    実際に酒を禁じた場合の政治的・社会的な失
    敗は、禁酒法時代という実例もありますしね。
    しかし、毒で気が狂っていなければ前に進ま
    ない世の中というのも、文字にすると何とも
    言えないおかしさです。
     沖野と七瀬の腐れ縁も二年以上たっている
    そうで、どこまでも良いコンビという二人の
    まま進むようです。ラブコメ感を期待するファ
    ンには物足りないかもしれませんが。

    ーーーーー

  • 依然、二人の仲は進展せず。

  • 麻衣さんがどんどん成長してるなぁ。そして無自覚で沖野先生を翻弄している。真面目で鈍感な二人の距離がこれ以上縮むことはあるのか?事件は相変わらずおもしろかった。

  • シリーズ第9弾。
    短編集。

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著者プロフィール

喜多喜久

一九七九年、徳島県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。大手製薬会社の元研究員。第九回『このミステリーがすごい!』大賞にて優秀賞を受賞、二〇一一年受賞作を加筆した『ラブ・ケミストリー』でデビュー。主な著書に『青矢先輩と私の探偵部活動』(集英社)、『桐島教授の研究報告書 テロメアと吸血鬼の謎』、「化学探偵Mr.キュリー」シリーズ、「死香探偵」シリーズ(中央公論新社)がある。

「2022年 『死香探偵 真心は捧げられた死と香る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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