夢の上-夜を統べる王と六つの輝晶3 (中公文庫 た 85-5)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 127
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122068711

作品紹介・あらすじ

ああ、夢は、どうしてこんなに美しいのだろう。

 叶わないとわかっていても、こんなにも心を掴んで離さないのだろう――

うちに秘めた夢を明かし、散り去る彩輝晶。残るは二つ、光と闇を宿すそれぞれの輝晶は語る。人々の夢を担い、光神サマーアを打ち砕いたアライス。太陽姫と呼ばれる彼女が、ずっと隠してきた目映いまでに純粋な願いを。そして叶わぬまま抱き続けるツェドカの狂おしい想いを。シリーズ堂々完結!【全三巻】

C★NOVELS『夢の上3』改題

感想・レビュー・書評

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  • きっと作者さんは伝えたいこと、登場人物に言わせたいセリフがしっかりあるんだろうな。
    言葉で説明してくれるんだけど、個人的にキャラの行動と気持ちがわかんないなーしっくり来ないなーってところがちょいちょいあった。
    でも作者さんの考えは好きだと思う。

  • 太陽姫と崇められ、人々の夢を担うアライスは、ついに光神サマーアを打ち砕き、王国に青空は戻る。だが、彼女の秘めた無垢なる願いは……。シリーズ完結! 

  • 全人類これを読んでくれ

  • これもう本当に大好きな作品でした。読み終えた後しばらくの間世界に浸ってしまった程、1~3のそれぞれの話が全て繋がり、心からこの世界を愛おしく思ってしまう素晴らしいファンタジーでした

  • 2023/02/05

    アライスとツェドカの話。王に歯向かったアライスはどうなるのか、今までの登場人物の最後を書いた話。

  • 2023/1/1〜1/3

    ツェドカがいい子で悲しい。
    『煌夜祭』でもちょっと寂しい結末だったし、余韻はあるけど切ない、が作者の好みなのかな。

    表紙の絵がとても綺麗で、3冊が繋がるのも素敵。ポストカードとかあればいいな。

    元の本の4冊目は新版にしないのかな。

  • 良作。誰も彼も叶わぬ想いを抱えていて胸が苦しくなった。夜の王とサファルの正体に驚いた。ツェドカの人生が切ない。このまま4巻も読む。

  • ツェドカが一番不憫だ(涙)。読み応えのある物語りであった。

  • シリーズ最終巻。
    余りC☆NOVELS系を熱心に読んでいるわけではないので、何となくの印象でしかないのだが、創元のファンタジーとは違って、古き良きコバルト文庫やホワイトハート時代の、ヤングアダルトのファンタジーを彷彿とさせる作風が多いのだろうか。特にこの著者は、現在でなければコバルトでデビューしていても違和感がないな〜という気がする。

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著者プロフィール

2006年、『煌夜祭』で第2回C・NOVELS大賞を受賞しデビュー。著書に「〈本の姫〉は謳う」、「血と霧」シリーズなど。

「2023年 『レーエンデ国物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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