- 中央公論新社 (2020年6月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784122069022
作品紹介・あらすじ
「幽霊屋敷って一軒だけで充分に怖いですよね。それが複数ある場合は、どうなんでしょう」
知り合いの編集者・三間坂が作家・三津田の元に持ち込んだのは、曰くある物件を継ぎ接ぎした最凶の忌み家、そしてそこに棲んだ者達の記録。誰が、何の目的でこの「烏合邸」を作ったのか? 怖すぎると話題になった三津田信三の「幽霊屋敷」怪談、再び!
解説 松原タニシ
みんなの感想まとめ
恐怖の要素が詰まったこの作品は、曰く付きの物件を集めた「烏合邸」に住む人々の体験を描いています。複数の住人の日記や録音テープ、科学的な調査記録が交錯し、幽霊屋敷の恐ろしさがリアルに伝わってきます。特に...
感想・レビュー・書評
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1冊目より想像力が必要(間取り的な意味で)。
烏合邸、本当に過去一恐ろしい場所かもしれない。
ホラーって他のジャンルより合う合わないがある気がするが、私の場合三津田先生の作品がドンピシャ。
人生で1度も怪奇現象と無縁だったにも関わらずこの本読んでる間2回怖いものが視界に入った気がしてドキッとさせられた…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
煽りがヤバすぎるよ……。
怖すぎて朝まで放置したぁぁっ(༎ຶ⌑༎ຶ)
幽霊屋敷シリーズ第2弾!
前作『どこの家にも怖いものはいる』もめちゃめちゃ怖かったですが、今回は輪をかけて怖い……((((;゚Д゚))))
曰く付きの物件をひとつに纏めるって…ヤバすぎ。
その名も【烏合邸】
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烏合とは烏の集まりを表す言葉だが、その集散がばらばらで纒まりがないことから、ただ寄り集まっただけで何の規律もない群衆や軍勢を、烏合の衆という。烏合邸の成り立ちを考えれば、これほど相応しい命名もないだろう。(本文より)
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施工主は、何らかの検証の為にそれらの家に人を住まわせ、記録を取らせる。
【黒い部屋】には、母と子(6歳くらい)を住まわせ、できる限り日記を書かせる。
報酬は、親子の生活費と母へ職の斡旋。
1ヶ月以上住む事ができると報酬がさらに増える。
生活の苦しい親子にはとても良い条件だった。
【白い屋敷】には、作家志望の男を住まわせる。
彼は、魅力的な報酬と執筆活動に専念するのに適した環境という事で入居した。
『七艚小舟』という短編を執筆中、彼が持参した藁舟が……(⊙ˍ⊙)
【赤い医院】を、女子大生(建築学部?)に調査をさせる。
テープレコーダーで記録された様子は、事故物件に住むYouTuberの動画を彷彿とさせる…(-_-;)
怖すぎ…。
【青い邸宅】に超心理学者の女を派遣。
超常現象を科学的に、機器を用いて記録させる。
彼女は依頼主に、霊媒の協力を求める。
どの屋敷もそれぞれ過去に事故があり、曰く付きの物件である。
この記録の内容が怖すぎて……。
三津田先生と三間坂の身に降りかかる現象も……(༎ຶ⌑༎ຶ)
怖すぎてすらすらとは読めませんでした。
煽りを受け、一旦本を閉じ、次の日の朝を待ちました(^▽^;)
だって怖いんだもん。
併読はめっちゃ笑えるエッセイ。
だって怖いんだもん。
『烏合邸』近所にあったら話題なハズだから……ないよね。(希望)
さて…今夜も眠れるかが心配……( ̄▽ ̄;)
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人死にがあった家や部屋を一箇所に集めて建てられた『烏合邸』に纏わる住人の日記や手記、録音テープ、果ては科学的に調査した記録とそれらに対する考察を纏めたホラーで、実際にあるのではないかと思わされる『烏合邸』での怪異の恐ろしさと影に見え隠れする謎の女の不気味さ、全ては明かされないまま終わる気味の悪さが醍醐味でありゾクゾクした。
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ヤバい!ヤバいぞ!マジでヤバいぞ!(•́ω•̀;≡;•́ω•̀)アタフタ
なんやこれ!!((((;゜Д゜)))
こんなヤバいヤツ世に出していいのかい?(笑)
今回の頭三会が迎え撃つ幽霊屋敷は……
筋金入りの猟奇者(怪異好き)の金持ちジジイが
全く別々の事故物件の家屋を繋げて一つに立て直しそれぞれの部屋に被験者に住まわせた。記録が見つかる…
記録は合わせて三つ、黒い部屋、白い屋敷、
赤い病院、青い邸宅。
どれもゾッとする様な部屋ばかりでしたが…
しかし!真の恐怖はここにあらず!!
今回は頭三会はかなりの実害に遭っていました。
それがマジで怖ぇ〜ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
前作と同様に一旦は読者に対しての注意事項の説明は確実にページを捲る手が止まる事間違いなし!
しかし!!読まない訳ない!!
好奇心とは恐ろしいな……(笑)
問題の記録、そして迫り来る怪異、ラストの三津田信三による考察!
気が付けば読み終わっていました。
それぐらい怒涛の後半戦でした…
相変わらず三津田信三の考察は素晴らしい⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
惚れてまう〜( ⸝⸝ʚ̴̶̷̆ ̫ ʚ̴̶̷̆⸝⸝ )
前作よりも楽しめたと個人的には思います!
とても面白かったです!!(,,'w',,)
それでは次の『そこに無い家に呼ばれる』も
読みたいと思います。( •̀ᴗ•́ )و
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めっちゃ怖い
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三津田信三の最高傑作は個人的に百蛇堂・蛇棺葬だと思っていて、
この2つを超える作品を読むために
ポツポツと追い続けている。
今作は曰く付きの家を1箇所に集め、
建て直した館があるとの話から
その家の記録を調査し始める所から話が始まる。
今回も先程あげた2つの作品を超えることはありませんでした。
この作者の書く雰囲気が物凄く好きで
何故か手に取ってしまうのよなぁ。 -
相変わらず怖いです。みみそぎの時のように、
読んでも大丈夫か?と、
不安を抱えながら読むことになる。
案の定読み進めるごとに
何となく空気が重くなって行く。
完全にスッキリ終われるとは言えないが、
何事も無いことを祈ります。 -
怖いし、面白いさすが三津田さん。
だし、謎解きのホラーであることを逆手に取ったのはゾクっとしました。
2996冊
今年224冊目 -
家シリーズ2冊目と知らずいきなり読んでしまった。
「知らなくても読める」と本文にも書いてあるが、前作の話題も描かれているので読んでた方が楽しめたかもしれない。
曰く付きの家を寄せて建てられた烏合邸
そこに棲む人の手記や記録を読み解いていくという話
黒、白、赤、青
どの屋敷も恐ろしくひたひたと怖さがくるけれど、黒が一番不気味で印象に残った。
記録の合間に現実パートが挟まるけれど、私はこの現実パートと非常に相性悪く物語にも入り込めなかった。 -
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曰くある人死にのあった家を繋ぎ合わせた烏合邸に関わる4つの談と、それを精査する頭三会の二人。
流れは前作を踏襲しながらも、前作『どこの家にも…』の、底冷えのような骨身にしみる恐さとは違い、今回は怪異への条件反射的な恐さではなく、怪異に対する「何なのか分からない」恐さが強調されていたように感じる。
ウィンチェスターハウスをイメージしていたが、部屋が増築されているわけではなく「曰く付きの家を繋ぎ合わせた巨大な建造物」というのが少しイメージしづらかった。
そもそも、常人がおおよそ理解し得ない建造物を舞台としているわけで、このイメージのしづらさも味を出していて良かった。
本を読むとき、脳内で映像を動かしながら読むので読了までに時間はかかってしまったけど、とても良い体験となる一冊でした。 -
4つの家の話と幕間で構成されている。
赤い医院のテープレコーダーの文字起こしは、臨場感があり1番怖い。
他3つも書き手、手法が異なる為、それぞれの良さ、怖さがあった。 -
第一作からあまり間を読了。
単純な怖さより不気味さが勝つ印象
一作目もそうだがここまで
参考文献の頁が怖い本は珍しい -
前作の方が怖さ、ハラハラさは前回の方が上かなぁという印象。
不気味さ、という点で今回が上という感じ。
前回同様、作者と編集者のやりとりが、ノンフィクションみたいでおもしろいです。
ノンフィクションじゃない……ですよね。 -
曰く付きの住宅ってあるじゃないですか
そんな住宅を集めて合体させて最恐の事故物件を作りたいんですよ
そんなトムブラウン的発想でとんでもねぇ家を作って更に人を住ませたらどんなことが起きるのかってヤバイ実験の記録を前作の2人が読み解く「家シリーズ」第ニ段。
作中の記録は記載者によって情報の捉え方や表現がガラッと異なるので同じパターンが無いのが凄いなぁって思う。前作では過去の記録を読んで謎を解く第三者の立場だったけど今作は2人にも怪異の魔の手が忍び寄ってきてるので次作は家に直撃アポイントあるかな -
曰く付きの家を継ぎはぎにして作り上げた最凶の家、そこに棲んだ者たちの記録。
こうしてあらすじを見ると実に怖そうだが、本当におっかないのは3分の1ほどであとは正直、単調に感じてしまった。ただ、家の設定や怪異は迫力がある。夜に読むものではないかもしれない。 -
前作、『どこの家にも怖いものはいる』が非常に面白かったので、似たような系統らしき本書を手に取った。
家にまつわる怪異譚、というのは作者関係なく誰から聞いてもどんな形で知っても興味深いもので、それは恐らく、自分も他人も誰しも「家」に住んでおり、その卑近さと恐怖というレアなものが交わる「点」に触れてみたいと心のどこかが願うからではないかと思う。
(余談だが、私は前作を読んだ際に特に怪異には見舞われなかったが、お勧めした友人は読書中に家で怪異が続き、怖くなって最後まで読むことを諦めたと言っていた。)
今回も、忌むべき家の集合体、という大変蠱惑的な存在にワクワクさせられた。それを、複数の記録という周縁の視点から徐々に見ていくという構成も面白い。
ただ、個人的には、どの話にも割と三津田イズムというか、作家独特の描写が強く出ていて、「記録者」の個性を感じにくい表現になっていた感がある。(何かに追われる、というのは三津田氏の十八番でもあるし…。)記録者の個性を感じにくいということは、そこに、実話怪談にある「節々の歪さ」が感じられないということで、つまり、一連の物語として割とスムースに受け入れられてしまう、ということだ。
怪異譚としては文章がスッキリしすぎてやや拍子抜けしてしまうかもしれない。
勿論、本書の趣旨を拾い上げるならば、わざと記録者ごとの個性を潰し、読者が先入観や偏見を持たないように、また、全体を三津田テイストに書き直すことによって読者に怪異が及ばないように善処してくれているのかな、と考えることもできる。
それはそれでありがたいことなのだけど、もう少し、荒削りな感じの「記録」でも良かったのかな、と感じた。
それから、これは途中で気づいたことだが、家の話という、間取りが重要な流れであるにも関わらず、本書のどこにも間取り図は載っていない。ならせめて、読みながら自分で描けば良かった…。空間をしっかり把握しながら読み進めた方が、怖さも面白さも増すように思う。
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三津田信三の作品
