翻弄 盛親と秀忠 (中公文庫 う28-15)

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  • 中央公論新社 (2020年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (536ページ) / ISBN・EAN: 9784122069855

作品紹介・あらすじ

四国統一を成し遂げた偉大な父・元親に愛され、四男ながらも家督を継いだ長宗我部盛親。一方、豊臣の五大老として実質、天下の実権を握る家康を父に持つ徳川秀忠。二人の命運は関ヶ原における勝敗で分かれるも、互いに戦功を上げられぬ屈辱を味わう。それから十余年、運命が再び二人を戦場に連れ戻す――。


戦国の知られざる真実を描く歴史巨篇。


〈解説〉本郷和人







【目次】


第一章 蚊帳の外


第二章 焦燥の急


第三章 後始末


第四章 命運の差


第五章 流動の先


第六章 栄枯盛衰

みんなの感想まとめ

戦国時代の知られざる真実を背景に、二人の武将の運命が交錯する物語が描かれています。長宗我部盛親と徳川秀忠は、偉大な父の影に翻弄されながらも、屈辱的な関ヶ原の戦いを経て再び戦場に立つことになります。物語...

感想・レビュー・書評

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  • 想像力の欠如が人生を暗転させる

  • 2022.10.25完了
    面白かったのに時間がかかってしまった。盛親も秀忠も見事に翻弄されていた悲哀の話。最期の盛親の戦場撤退から斬首までは涙が出た。いつまでも神輿でよいというのはよい解釈だと思う。

  • 偉大な父を持つ長宗我部盛親と徳川秀忠は、立場は違えどいずれも関ヶ原で屈辱を味わう。それから十余年、運命が二人を戦場に連れ戻す。〈解説〉本郷和人

  • 解説「本郷和人」
    日本史研究者の怠慢と近世史研究者の不勉強を詰る
    関ケ原の戦~江戸幕府解説の動きを説明の学説無し

    (1)鎌倉幕府は朝廷・天皇の役割強い
    (2)江戸幕府の頃は朝廷・天皇は弱い
    なのに
    鎌倉幕府は朝廷から守護を置く権利1185に開設で
    江戸幕府は征夷大将軍任じられた時を開設とする

    オカシイだろ?
    (1)が任官時点で(2)が実質統治でしょうが

    フム・・・認めたくないものだ(´・ω・`)H郷のクセニ

  • 関ヶ原から大坂の陣に至る話しとして、家康と秀忠を、或いは昌幸と幸村を等、親と子の対比を軸にするものは多くあったと思うが、二代目同士を並べる作品は少なく、しかも徳川と長宗我部の組み合わせは斬新かと思ったが、この組み合わせがなるほどと思わせる形で、二人に共通する苦悩、相反する苦悩それぞれが良く描かれていたと思う。

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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