少年は死になさい...美しく (中公文庫)

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  • 中央公論新社 (2021年8月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784122070967

作品紹介・あらすじ

妊娠中の妻と2歳の娘を少年たちに凌辱の末惨殺された恭介は、犯人の少年たちを切り刻み、それを撮影したDVDを犯人宅に送りつけた。しかしそれは復讐ではなかった。妻子の殺され方が美しくないことへの憤りだった。恭介にとって人間の死体は至福の「芸術品」であるべきなのだ。23年前、キスした姿の少年と少女の生首写真が被害者宅に届けられる事件があった。ご丁寧にもその写真には「ファースト・キス」というタイトルまで付けられていた。事件は迷宮入りし、警視庁の名倉警部は今でもその屈辱を胸に抱いているが、その犯人こそ当時中学生の恭介であった……。新堂冬樹史上、読者が最も嫌悪する最悪の小説。

みんなの感想まとめ

テーマは「美しさ」と「死」であり、主人公の恭介は、妊娠中の妻と幼い娘が残酷に殺される映像を見た後、その殺害方法が美しくないことに憤りを覚えます。彼は復讐心を抱かず、むしろ死体を「芸術品」として扱う独自...

感想・レビュー・書評

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  • 新堂冬樹『少年は死になさい…美しく』中公文庫。

    確かにどこから見ても真っ黒な黒新堂全開の嫌悪感が止まらない新堂冬樹史上最悪の小説。冒頭からエグい描写が連続し、最後までこのままの調子でストーリーが続くのだが、結末が平凡過ぎのように思う。とにもかくにも恐ろしくも、徹底的に醜悪な作品。

    ある日、出版社に勤める潔癖症で完全主義の中島恭介の元に何者かからDVD-Rが届けられる。そこに撮された映像は恭介の妊娠中の妻と2歳の娘が少年たちに凌辱され、惨殺されるおぞましい姿だった。しかし、何故か恭介は少年たちに復讐の念は抱かず、妻子の殺害方法が美しくないことに憤る。

    恭介は中学生だった23年前に少年と少女を殺害し、その生首をキスした状態で撮影し、『ファーストキス』というタイトルを付けて被害者宅に送り付けた恐るべき殺人鬼だったのだ。この事件は迷宮入りし、恭介は23年間、死体で芸術を表現したいという自己の強い欲求を抑えていた。

    活動を再開した殺人鬼の本性とは……

    恭介が創り上げた最高傑作『鬼畜と聖母』と題された作品の正体とは……

    本体価格900円
    ★★★

  • 最初は胸糞すぎたけど、その後はグロくて最高!!

  • 妻と子供が残酷に殺されたDVDをみた旦那は取り乱すこと無く一言[美しくない]と言った。 ここから彼の『作品作り』がはじまるのですが初っ端からドえらいグロが待ってる。残念だったのは最後が駆け足気味だったこと

  • グロテスクなものがただ好きな人以外に、好んで読む人がいるのかわからない。

  • 何ヶ月も探してようやく見つけて即購入しました。
    ひたすらグロい描写なのにサクサク読み進めてしまう不思議な感覚があった。最後の展開が早足すぎたのと、名倉警部が結局捕まえずに終わってしまったところが残念に感じた。全員のイカれ具合が最高でストーリーは面白かったが最後の煮え切らなさとグロすぎたのでこの点数で

  • まず、題名美しいよねー!。初っ端からグロいよー。まあ休む暇もなくグロいにょ(◉∇◉)でも初手のやつが個人的に1番嫌でグロいと感じた。妊婦と幼子をあんなに……女性がその様な扱いをされているのはとても心にクル‎

  • とにかくグロかった。

  • 最初から最後までグロかったです。が、自分の中では1番最初の妊婦さんのやつが1番グロかったかな…と思います。
    後、脳みそを練乳に見立てたやつは結構気に入りました。美しいと思います。

    一気に読み進めてしまうような謎の中毒性を感じました。

  • タイトルで購入。

    最初から最後までグロかった。
    救いはない。

    「作品」は彼の思うように完成されていく。

    唯一の理解者だと思った名倉刑事の反応に怒りがわく恭介。刑事の反応が許せない、「作品」を冒涜されたと思う感情がすごい。

    最後に登場する女性は母親?
    懐かしくも、吐き気がする、怖気のする存在。
    彼の過去が何もなく、最後にいきなりでてくるので、所々にあった方が良かったかも。
    母親の言葉に影響されたってことなのかな…?

    恭介という偽物の姿だけでなく旬のことも知りたかった。

    完璧を求めていた、そうしてきたはずの彼、しかし完璧ではなかった…。

  • グロくて最高

  • グロくてエグくて、ひどかった。
    でも、一気に読んだ。

  • こんな気持ち悪い小説読んだの初めて。スプラッタ、スプラッタで読むのやめようかと思ったけど、苦手な本も読んでみようという挑戦心で読み進め、さっさと読み終えてしまいたくて一気に読んだ。スプラッタな気持ちの悪さに神経がもっていかれてしまうけど、筋や設定が甘い。こんなの面白く読む人いるんだろうか。著者はどういうねらいでこんなの書いたんだろう。


  • 最後よくわからんかった

  • グロい。ただとても読みやすい。

  • ストーリーそっちのけ。 ただただグロい。 最初が1番グロいというなんともハードな1冊だった。 グロに慣れてない人はある程度グロに慣れてから読んで下さい。妻子を残酷極まりない扱いを受けているDVDを観た主人公。普通の人ならとち狂うほどの残酷さ。だが、送った相手が悪かった。「美しくない」起こしてはいけない人を起こしてしまった少年達。「少年法があるから大丈夫」なんて台詞はこの主人公に対しては無縁。まぁ自業自得。スッキリしつつも主人公のナルシストぶりには苦笑いしてしまう。ラストが残念。もっと丁寧にして欲しかった。

  • 今もまた人体を切り刻み、中学生だった23年前を上回る最高の「芸術作品」を創り上げる。それが恭介の人生の到達点だった……。新堂冬樹史上、最悪の小説。

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著者プロフィール

 メフィスト賞受賞作『血塗られた神話』でデビュー以降、ノアール小説から純愛小説まで幅広い作風で数々のベストセラーを持つ。代表作は『溝鼠』、『カリスマ』、『無間地獄』、
『黒い太陽』、『忘れ雪』、『虹の橋からきた犬』等。また、新堂プロを立ち上げ、タレント、アイドル、作家のプロデュース、漫画原作等も手掛け、その才能は多岐に渡る。

「2024年 『虹の橋からきた手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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