谷崎マンガ-変態アンソロジー (中公文庫 た 30-57)

  • 中央公論新社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122070974

作品紹介・あらすじ

文豪にして、大変態――『痴人の愛』から『陰影礼讃』まで、11人の天才がマンガで読み解く谷崎潤一郎の美しき文学傑作選。奇跡のコラボレーションは名作、珍作、問題作が目白押し!? 


文庫特別付録に【対談】山口晃×近藤聡乃、【インタビュー】古屋兎丸/中村明日美子、【裏話マンガ】榎本俊二など。

(『谷崎万華鏡』より改題)



山口晃「台所太平記」


しりあがり寿「谷崎潤一郎『ふうてん老人日記』×ヘミングウェイ『老人と海』REMIX」


高野文子「陰翳礼讃」


古屋兎丸「少年」


中村明日美子「続続蘿洞先生」


近藤聡乃「夢の浮橋」


西村ツチカ「猿が人間になった話」


榎本俊二「青塚氏の話」


今日マチ子「痴人の愛」


山田参助「ひょうふう」


久世番子「谷崎ガールズ」

感想・レビュー・書評

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  • 短編数編しか知らない私には冒頭の久世番子からして良い入門書に。好きなのは近藤聡乃「夢の浮橋」今日マチ子「痴人の愛」山口晃「台所太平記」。古屋兎丸「少年」榎本俊二「青塚氏の話」は内容と絵が非常にマッチしてるけど原作読むの辛いかも。

    • ☆ベルガモット☆さん
      111108さん、おはようございます!
      こちらの単行本、『谷崎万華鏡』の古本をゲットしました。
      楽しみです♪
      111108さん、おはようございます!
      こちらの単行本、『谷崎万華鏡』の古本をゲットしました。
      楽しみです♪
      2023/03/30
    • 111108さん
      ☆ベルガモット☆さん、こんばんは。

      『谷崎万華鏡』しっとり系女性の表紙で、内容はこちらと同じなんですよね?けっこう変態物多いかも‥ベルガモ...
      ☆ベルガモット☆さん、こんばんは。

      『谷崎万華鏡』しっとり系女性の表紙で、内容はこちらと同じなんですよね?けっこう変態物多いかも‥ベルガモットさんのレビュー楽しみです♪
      2023/03/30
  • 万華鏡の文庫版と知らずに同時購入してしまった…



    220円だったから許す(꒦ິ⌑︎꒦ີ)
    レビューは表紙の美しい万華鏡で!!

    • 土瓶さん
      タイトルが強い!!
      「ご注文の変態アンソロジーって本をお持ちしました」とか大声で言われるとつらい(笑)
      タイトルが強い!!
      「ご注文の変態アンソロジーって本をお持ちしました」とか大声で言われるとつらい(笑)
      2024/06/14
  • 谷崎潤一郎を読んだことがない私に、111108さんが勧めて下さった本。
    だが、果たしてこの本を最初に読んでよかったのか。谷崎の変態が過ぎて、今後どんなすばらしい文学作品を読んでもあぶないヤツとしか思えないかもしれない…。
    きっと彼は自分の美的感覚、欲望に極めて正直に生きたということなのだろう。

    本書は、11人の漫画家による谷崎潤一郎作品の漫画化である。
    必ずしも原作に忠実なわけではなく、原作の世界観をもとに大胆にアレンジした作品もあるようだ。
    ブクログのレビューで人気の高い近藤聡乃さんの「夢の浮橋」は、主人公を実母と死に別れた男性からその義理の母へと変更しているそうで、漫画が素敵だっただけに原作も気になるところである。

    あとがきに制作秘話が掲載されているのもうれしい。それぞれがどのように解釈し漫画として昇華させたのか、苦労もしのばれる。
    特に、『台所太平記』を描いた画家の山口晃さんは、本業が漫画家ではないだけに、ストーリーをうまくまとめるのに苦労したのだとか。でも、たくさんの登場人物を細かく描き分けていらっしゃるところはさすがである。

    本書を読むと、谷崎潤一郎の原作はどんな感じなのだろう、とがぜん興味がわいてくる。と同時に、漫画家の方々の作品も読みたくなる。一回で二度おいしい本である。

    • b-matatabiさん
      111108さん、コメントありがとうございます。
      この本を読んで谷崎潤一郎にがぜん興味がわきました!
      あぶないヤツという印象はぬぐえませ...
      111108さん、コメントありがとうございます。
      この本を読んで谷崎潤一郎にがぜん興味がわきました!
      あぶないヤツという印象はぬぐえませんが。

      私もいろいろな作品にチャレンジしてみます。
      111108さんのレビューも楽しみにしています。
      2023/02/25
    • 111108さん
      b-matatabiさん

      谷崎潤一郎を「気持ち悪!」と遠ざけるのでなく、がぜん興味を持っていただけたなら良かったです!私も少しずつ読み続け...
      b-matatabiさん

      谷崎潤一郎を「気持ち悪!」と遠ざけるのでなく、がぜん興味を持っていただけたなら良かったです!私も少しずつ読み続けます♪
      2023/02/25
    • たなか・まさん
      僕は『吉野葛』が好きだけどあれもマザコンの話という人もいますね。
      僕は『吉野葛』が好きだけどあれもマザコンの話という人もいますね。
      2023/03/11
  • "変態アンソロジー"という身も蓋もない副題のマンガ家さん11人による谷崎潤一郎読本。
    ほとんど読んだことのないマンガ家さんばかりで面白かった。不思議な「夢の浮橋」、発禁になった「ヒョウフウ」、「台所太平記」などなど、読んでみたい。

    あとがきやインタビューがわりと多めに載ってて舞台裏のお話が大好きな私はホクホクでした。
    本作の親本である単行本「谷崎万華鏡」は中村明日美子さんの装画なんですね!ステキ。
    山口晃さんのウサ耳ライ吉(=谷崎先生?)もかわいいです。

    • 111108さん
      ほうじ茶子さん 
      レビューで楽しそうと思ってたら見つけて思わず買ってしまいました♪
      あとがき?がたくさんで楽しかったですね。読んでみたいマン...
      ほうじ茶子さん 
      レビューで楽しそうと思ってたら見つけて思わず買ってしまいました♪
      あとがき?がたくさんで楽しかったですね。読んでみたいマンガ家さん増えました。
      山口晃さんのうさ耳磊吉先生かわいかった♡
      教えていただきありがとうございました!
      2021/11/15
    • ほうじ茶子さん
      111108さん

      わ!コメントありがとうございます♪
      こんなレビューがきっかけで、興味を持っていただけてとても嬉しいです。
      谷崎潤一郎さん...
      111108さん

      わ!コメントありがとうございます♪
      こんなレビューがきっかけで、興味を持っていただけてとても嬉しいです。
      谷崎潤一郎さんの本も勿論読みたくなるし、マンガ家の方も気になるし、楽しみが広がりますよね!

      111108さんのレビュー、楽しみにしてます。
      2021/11/15
  • 祝文庫化!

    単行本
    谷崎万華鏡|全集・その他|中央公論新社
    https://www.chuko.co.jp/zenshu/2016/11/004902.html

    • goya626さん
      おやおや、恐ろしいマンガですなあ。
      おやおや、恐ろしいマンガですなあ。
      2021/07/28
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      goya626さん
      「谷崎万華鏡」からタイトル変えたのは、、、売れるから?クレームがあったから『タイトル(万華鏡)に騙されて変態本買っちゃ...
      goya626さん
      「谷崎万華鏡」からタイトル変えたのは、、、売れるから?クレームがあったから『タイトル(万華鏡)に騙されて変態本買っちゃったじゃないか!』???
      2021/07/28
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      近藤聡乃ら11人が谷崎潤一郎の文学をマンガ化、新たに対談やインタビュー収めた文庫版 - コミックナタリー
      https://natalie.m...
      近藤聡乃ら11人が谷崎潤一郎の文学をマンガ化、新たに対談やインタビュー収めた文庫版 - コミックナタリー
      https://natalie.mu/comic/news/441708
      2021/08/25
  • 山口晃、高野文子、近藤聡乃、今日マチ子!私の好きな方々が参加されてたので購入!谷崎純一郎ちゃんと読んだことないけど世界観が濃厚だなぁ…どっぷり沼に落ちて本を閉じたあとも浮上できなくなる気だるさが残る笑。どれもよかったけど、しりあがり寿の『瘋癲老人日記』×ヘミングウェイ『老人と海』がおもしろかった!どっちも読んだことないからこの機会に読んでみよーっと!

  • 50冊目『谷崎マンガ ー変態アンソロジー』(谷崎潤一郎 原作、榎本俊二/今日マチ子/久世番子/近藤聡乃/しりあがり寿/高野文子/中村明日美子/西村ツチカ/古屋兎丸/山口晃/山田参助 著、2021年8月、中央公論新社)
    奇人変人が蠢く文壇において今なお強い光を放ち続ける、大天才にして弩級の変態・谷崎潤一郎。個性派漫画家11人が彼の作品に新たな息吹を吹き込む。
    どの作品もクセが強く、好きなものも嫌いなものもあるのだが、画家としても活躍する山口晃の描く「台所太平記」はとても可愛らしくて和む。

    〈ちぇすとー〉

  • 谷崎潤一郎の小説を様々なテイストで漫画化。「変態アンソロジー」とありますが谷崎文学はそもそもどの作品にも変態的要素があります(それこそが魅力)。谷崎作品が好きな方や一風変わった漫画を好む方におすすめの文庫本です。

  • 文豪物の漫画化アンソロジーは筒井康隆や星新一以来だが、面白いな。SFだとストーリーに重点が偏ってしまう。しょうがないこととは思う。純文学こそ漫画家本来の本領発揮で、ビジュアルでの表現や新解釈、デフォルメし放題。のびのびしているし、加えて括りが谷崎だ。良い企画にこだわりのセンスが光る編集。江戸川乱歩(これすでにありそう)梶井基次郎あたりだと作品が想像できてしまうので、坂口安吾や、はたまた思い切ってつげ義春リメイクとか出してくれないかな。音楽だとトリビュートって形があるし、鉄腕アトムの浦沢直樹リメイクという前例もあるにはあるわけだし。

  • 久世番子さんと中村明日美子さん目当てで買ったけど、榎本俊二「青塚氏の話」のインパクトが凄すぎる。あとは今日マチ子「痴人の愛」と近藤聡乃「夢の浮橋」、山口晃「台所太平記」がお気に入り。

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著者プロフィール

1886年(明治19年)〜1965年(昭和40年)。東京・日本橋生まれ。明治末期から昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除き執筆活動を続け、国内外でその作品の芸術性が高い評価を得た。主な作品に「刺青」「痴人の愛」「春琴抄」「細雪」など、傑作を多く残している。

「2024年 『谷崎潤一郎② 春琴抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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