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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784122071025
作品紹介・あらすじ
建築家・藤森照信氏と絵師・山口晃氏が法隆寺や日吉大社など日本の名建築13件を見学し、それぞれの魅力を再発見! 路上で磨いた観察眼が冴えわたる藤森センセイのユーモア溢れる解説と、山口画伯の審美眼が捉えた美とほころびの面白さが光る。マジメに学んでおおいに笑って、目からウロコの見学記。「百年前の日本の住まい」を文庫版特別収録
目次
第1回 法隆寺/第二回 日吉大社/第三回 旧岩崎家住宅/第四回 投入堂/第五回 聴竹居/第六回 待庵/第七回 修学院離宮/第八回 旧閑谷学校/第九回 箱木千年家/第十回 角屋/第十一回 松本城/ 第十二回 三溪園/補講 西本願寺
・山口画伯の見たかった建築 二笑亭奇譚
・はじめての藤森邸 タンポポハウス探訪
・百年前の日本の住まい 平野家住宅
みんなの感想まとめ
日本の名建築を巡る旅を通じて、建築の魅力とその背景を再発見する一冊です。建築家の藤森照信氏と画家の山口晃氏が、法隆寺や日吉大社など13の重要な建築物を訪れ、それぞれの特徴や美しさをユーモアを交えて語り...
感想・レビュー・書評
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法隆寺の建築上のルーツは未だに不明。世界で唯一無二。伊藤忠太がギリシア起源説(エンタシス)をとなえるが、未だに確かな根拠なし。
日本は檜(火の木)、中国・朝鮮は松。松は湿気で腐りやすく、虫にも喰われやすい。松はヤニが出る。▼日本人は仏像の風化に美学を見出すが、東南アジアでは風化を認めず、金粉を塗ってピカピカを維持する。
※日吉大社(ひよし・たいしゃ)。滋賀。
※投入堂(なげいれ・どう)。鳥取。
※fine arts。純粋芸術。実用ではなく、鑑賞を目的とする。⇔応用美術。実用。陶磁器、織物、宝飾品、ガラス製品、家具、玩具、車、エレキギター。両者の境界は曖昧になってきている。
※アヤソフィア大聖堂は風もないのに二度崩落している。
※城の復元は当時の工法(木造)で行う。現在はコンクリートによる復元は認められない。名古屋城が最後の例。藤森先生「江戸城の復元、やればいいのに」
※現存最古の能舞台。西本願寺。
※旧岩崎邸。三菱。英ジョサイア・コンドル設計。木造。イスラム風の部屋もある。▼コンドル。鹿鳴館・ニコライ堂を設計。河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい)の弟子になり、「暁英」という号をもらう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先生役に路上観察的視点をもつ建築家・藤森照信氏、聞き手兼ツッコミ役に気鋭の画家・山口晃氏を迎えて日本全国13件の建築物を訪問して、日本建築の魅力を語りつくした対談とエッセイ漫画が収録された一冊です。
本書は建築家と画家が日本全国の貴重な建築物をめぐってその建築物について鋭い考察を展開し、旅の様子を『平成の絵師』こと山口晃氏が『すヾしろ日記』で描くような軽快なタッチの絵で紹介する対談本です。
恥を告白するようで申し訳ないのですが、僕自身はというと日本建築というよりも建築そのものに関する知識はまったくと言っていいほど皆無で(現場作業員までやったことがあるにもかかわらず…。)手にとって読んだ理由は僕が山口氏の絵をとても気に入っているからで、内容は二の次でございました。
やはり、建築家である藤森先生の鋭い観察眼と、画家・山口氏の芸術家としての眼差しの「交錯」を対談を読むことによって浮き彫りになっている、そこを読んでいくのが楽しみなのかと読み終えた後にそんなことを感じておりました。
彼らのやり取りは時に大マジメに、時にユーモアたっぷりに展開されていて、時に『なるほどなぁ』とうなづいたり、ニヤリと笑ったりと、本当に楽しませていただきました。
その舞台もまた寺社、茶室、城、住宅と、取り上げられている13件のうち、2つ3つしか「あ、あそこか」というものはありませんでしたが、本書を読んで
「こういうところがあったのか。機会があれば1度いってみよう」
と思わせてくれた点では、本書を読んでよかったなと。そんなことを考えております。
※追記
本書は2021年8月20日、中央公論新社より『日本建築集中講義 (中公文庫 ふ 50-1)』として文庫化されました。 -
頑張って読み終わったけど、読み終わったら、ん?何の話だったっけ、になってしまった。
案内人がうるさいか、静かかしか覚えてない。
あ、太鼓橋の話と、タンポポハウスの話も覚えてるか。
関西圏の建築物が豊富に紹介されていて、行ったことない場所も多かったので、実際に行って読むのがいいんだろうな(笑) -
とにかく藤森先生の博識ぶりといったら。日本のみならず、西洋の歴史宗教美術あらゆるジャンルに精通していてただただ感嘆!しかもわかりやすい。
山口画伯の描く、本来ならありえないビル+城のリアリティの根本は「メカごころ」に有り、とズバリ解説していて、なるほど納得しました。 -
この本で取り上げられいる中で行った事があるのは、今の所、法隆寺(2回)、旧岩崎家住宅、旧閑谷学校、松本城(3回)、西本願寺のみ。
投入堂や聴竹居、修学院離宮や角屋はいつか行ってみたい。
箱木千年家は初めて知った。
二笑亭や平野家は訪れる事は出来ないが興味深い。
藤森センセイも専門外は少し怪しい所もある。伏見城や掛川城等は地震で倒壊しているし、ユーモアなのかもしれないが江戸城や名古屋城の復元についてもやや疑問。
山口画伯の4コマはそれだけでも一冊の本になると思う。
くまざわ書店阿倍野店にて購入。 -
堅苦しそうな日本建築が二人の会話で説明されている本なので面白くてわかりやすかった。
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著者の一人、藤森照信氏が自分は近代以降が専門だといいながら、それ以前の建築を現場で見ながら解説している一冊。
対話形式の内容になっているが、その相手は日本画家の山口晃氏。個人的には山口氏の博識振りと、画家ならではの視点が興味深かった。 -
まだ行ったことのない日吉大社、旧閑谷学校など、面白い!もう一度行く前に読みたいし、法隆寺なども再読してから行ってみたい。
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もう最高。面白すぎる。藤森先生の言動は少し時代に合っていないところもあるけど、凸凹コンビというか、見事な組み合わせ。山口晃さんはやはり大好きです。
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藤森先生がめちゃくちゃ個性的でやりたい放題言いたい放題で、それに振り回される山口画伯のとぼけたマンガが、最高に面白いし、勉強になる。これを読んで、横浜の三渓園に行きました。
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単行本が出た時から買わなきゃと思ってましたが何年も買わずにいたら、文庫版になってお安くなりました(笑)。とはいえ文庫版になると山口晃さんの絵も小さくなってしまったので、単行本も買っておくべきかもしれません……。
本書は藤森照信さんと山口晃さんという本業が何なのか判らなくなるほどトークの面白い二人が建築物を見ながら好き勝手にトークをしていきます。二人とも建築史の本流から少しずれたような視点で会話していきますから、実物を見て確認したくなります。
また旅に出るときに確認のために持って行く本が増えた気がします
まぁただ藤森先生は近代建築が専門だから、江戸時代以前について若干怪しいところも無い訳では無くて。江戸城の天守閣を復元したいとありますが、あの天守台に天守閣が立ったことが無いので、あの場所で復元してはいけないという千田先生とかの考えの方が私には良い気がするのですよね。 -
取り上げられているところにいちいち行きたくなる。
藤森さん、食わず嫌いだったことを改めて思い知らされる。 -
刺激的な1冊だった。藤森先生の専門的知識と山口さんの美意識がうまく相乗効果を生み出している。
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女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000055742
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建築家・藤森照信と絵師・山口晃が法隆寺や日吉大社など日本の名建築13件を見学し、それぞれの魅力を再発見!「百年前の日本の住まい」を文庫版特別収録。(e-honより)
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おおむね面白かった!
もう少し建築物の内部、外部が詳細に分かる図解や写真があると理解が深まったように思う。
自分の目で見たことがない建築物だと文面を追うだけでは、どういう建物なのか、いまいちピンと来ない。
逆に言えば、見たことがある建物だと「なるほど!」と膝を打つような説明も多かったため、建築物の詳細な説明を省かれたことがやはり残念… -
楽しく読みました。藤森先生のお話だけだと私にはちょっとしんどいかも…なところに、山口晃画伯の視点が加わって、なんとも良いバランスでした。人選と編集の賜物かなと。
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<信州大学附属図書館 農学部図書館>
建築史の「すごい人」と日本画の「すごい人」が日本各地の建築を訪ねる様子をまとめた本ですが、堅苦しさはなく、ゆるい絵とともにほのぼのと気楽に読めます。一方でお二人の教養と感受性を感じさせる言葉には、この建築を生で見たいという気持ちを湧かせる力があります。当たり前のものを見る目も、ほんの少し変わるかもしれません。 藤森先生は茅野市のご出身で、遠くに旅行しづらい今でも見に行ける建築もありますよ。 -
自分の思い出の待庵と三溪園。待庵に入ったときの圧倒的な静寂と空気を思い出しました。
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