屋根屋 (中公文庫)

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  • 中央公論新社 (2022年7月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784122072367

作品紹介・あらすじ

雨漏りの修理にきた屋根屋、永瀬は、妻の死をきっかけに心を病み、治療のために夢日記を付け始め、今では夢を自在に操れるという。永瀬に導かれ「私」は夢の中で落ち合うようになる。奈良の瑞花院吉寺へ、そしてフランスのアミアン大聖堂へ。空を飛び、時を越え、夢と現実のあわいに二人が行き着いたのは……。〈解説〉池澤夏樹

みんなの感想まとめ

夢と現実が交錯する物語が展開され、心の深い部分に触れる体験が描かれています。屋根屋の永瀬は、妻の死をきっかけに夢日記を始め、夢を自在に操る力を手に入れます。主婦の「私」は、彼と共に夢の中で旅を重ね、名...

感想・レビュー・書評

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  • (「BOOK」データベースより)
    雨漏りの修理にきた屋根屋の永瀬は、妻を喪い、心を病んだことから夢日記を付け始め、今では夢を自在に操れるという。主婦の「私」は、永瀬と夢の中で落ち合い、旅を重ねるようになる。名刹の屋根に遊び、フランスの大聖堂を巡り、現実とのあわいの「場所なき場所」で、二人の時間は深まってゆくが…。

  • すごく芸術的な描写。
    最終的にどんな展開で終わるのか、最後まで予想がつかなかった。主人公が永瀬との間にとる身体的、精神的距離感がリアルでよいと思った。

  • ファンタスティック❢屋根の話、瓦の話、夢の話そして現実。本を読んでる時間は私の妄想も膨らむ。

  • 僕も子どもの時は夢を操作できた。高いところから飛び降りる夢を見たいって念じながら寝たら、気がついたら崖っぷちに立っていた。そこから、さあ飛び降りようとするんだけど、もしこれが現実だったらどうしようと躊躇してしまう。でも、やっぱりこれは夢なんだからと、エイって飛び降りた。あの時の感覚は50年以上たった今も覚えている。急角度で落ちていくジェットコースターに乗っているようだった。で、目が覚めたら布団の上。

    この小説は夢の中がリアル過ぎて、少し窮屈だ。制約が多すぎる。夢はもっと自由なほうが良い。

  • 装丁のシャガールの絵を見ながら想像する。
    好きな作品。
    村田さんの他の作品も読んでみたい。

  • 雨漏りの修理にきた屋根屋、永瀬は、夢を自在に操れるという。主婦の「私」は永瀬に導かれ、夢で落ち合い、旅を重ねるようになるが……。<解説>池澤夏樹

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著者プロフィール

1945(昭和20)年、福岡県北九州市八幡生まれ。1987年「鍋の中」で芥川賞を受賞。1990年『白い山』で女流文学賞、1992年『真夜中の自転車』で平林たい子文学賞、1997年『蟹女』で紫式部文学賞、1998年「望潮」で川端康成文学賞、1999年『龍秘御天歌』で芸術選奨文部大臣賞、2010年『故郷のわが家』で野間文芸賞、2014年『ゆうじょこう』で読売文学賞、2019年『飛族』で谷崎潤一郎賞、2021年『姉の島』で泉鏡花文学賞をそれぞれ受賞。ほかに『蕨野行』『光線』『八幡炎炎記』『屋根屋』『火環』『エリザベスの友達』『偏愛ムラタ美術館 発掘篇』など著書多数。

「2022年 『耳の叔母』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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