最果ての決闘者 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2022年8月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784122072459

作品紹介・あらすじ

「百舌」シリーズの逢坂剛が放つ究極のエンターテインメント!

新選組副長・土方歳三は箱館で落命した――はずだった。
頭部に被弾し記憶を失った土方は、彼を慕う時枝ゆらとともに、アメリカ西部へと渡った。執拗にゆらを狙う悪徳保安官・ティルマンを討った土方の元に、さらなる刺客が迫る。その正体は、美しき女ガンファイターと元・新選組隊士。全てを喪った男は、大切な者を守り抜き、記憶を取り戻すことができるのか!

みんなの感想まとめ

アメリカ西部を舞台にした歴史冒険小説で、主人公の土方歳三が記憶を失いながら新たな戦いに挑む姿が描かれています。頭部に被弾した土方は、彼を慕う時枝ゆらと共にアメリカに渡り、悪徳保安官ティルマンやその娘、...

感想・レビュー・書評

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  • 西部劇マニア<逢坂 剛さんの『果てしなき追跡』の続編となる第2部は、函館戦争で頭部に被弾し、記憶を失った元新選組副長・土方歳三が、アメリカ大西部で彼を慕う時枝ゆらとの離別と再会を余儀なくされるなか、執拗に二人をつけ狙う悪徳保安官ら宿敵との死闘が繰り広げられる、西部劇ファンを魅了してやまない大活劇編。…歳三とゆらの出会いと再会は、菊田一夫原作の邦画『君の名は』を、侍とガンマンの洋画は、三船×ドロン×ブロンソン共演の『レッド・サン』を、三つ巴の決闘シーンでは『続・夕陽のガンマン』を彷彿する、大いに愉しまさせてくれる娯楽巨編。

  • 逢坂剛『最果ての決闘者』中公文庫。

    アメリカ西部を舞台にした歴史冒険長編小説。シリーズ物であったとは全く知らなかった。本作はシリーズの第4作にあたるらしい。

    冒頭からの怒濤の展開が続き、納得する間もなく、新撰組の土方歳三がアメリカの西部に渡る。時折ストーリーがワープするかのように物語はあれよという間に新たな展開を迎える。端折り過ぎがたまに傷だが、まあまあ面白い。

    箱館で頭部に被弾し、意識を失った土方歳三は時枝新一郎の手により、新一郎の妹の時枝ゆらと共にアメリカに密航する。意識を取り戻した土方は過去の記憶を失い、内藤隼人の変名でゆらと船員のピンキーと共にアメリカの西部をさ迷う。

    悪徳保安官・ティルマンを討った土方に次なる刺客が迫る。その刺客とは、ティルマンの美しき娘にして保安官補のガンファイター、ダニエルと元新撰組隊士の高脇正作だった。

    結末を迎えるも、まだまだ物語は続くようだ。

    本体価格960円
    ★★★★

  • めちゃくちゃ面白いです。こうなってくると続きブラック・ムーンを早く読みたくなるのですが、まだ文庫出てないんですよね。まさかこんな気になる結末になるとは…MOZUを超えました。そして土方歳三をさらに好きになる…完全にフィクションであるのに。

  • 記憶を失い、アメリカ西部へと渡った土方歳三を狙うのは、女保安官と元・新選組隊士。大切な者を守り抜き、失った記憶を取り戻せ!〈解説〉西上心太

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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