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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784122072657
作品紹介・あらすじ
山本夏彦没後20年記念復刊。
芥川・谷崎に勝る博識で「日本のアナトール・フランス」と呼ばれ、文学的成功を願いながらも、無軌道な生活の末に失敗した作家、武林無想庵。その親友山本露葉の息子として、若き日にパリで生活を共にした著者、山本夏彦。無想庵と彼をめぐる人々について哀惜深く綴り始めた評伝はやがて、著者自身の青春の謎と絡まりだす……。〈辛口コラムの達人〉が遺した唯一の長篇作品にして、最高傑作との評価も高い、第41回読売文学賞受賞作。復刊に際し関連エッセイ二篇を増補。
〈解説〉finalvent
みんなの感想まとめ
多彩な人間関係と波乱に満ちた生涯を持つ作家の物語が描かれています。著者は、忘れられた作家・武林無想庵の人生を哀惜の念を込めて綴り、その中で彼の無軌道な生活や人間関係に光を当てています。文士がアウトロー...
感想・レビュー・書評
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忘れられた作家・武林無想庵の生涯を、若き日にパリで生活を共にした著者が哀惜深く描きだす傑作評伝。第四十一回読売文学賞受賞。〈解説〉finalvent
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すこぶる面白かった。
今の倫理観を基準にしたらいけないだろうが、このころは文士がアウトローであることが売りになる時代だったとはいえ、学識高いくせにだらしないというか無軌道というか、ホント駄目人間である。義理の妹を妊娠させたり、パリで嫁を寝取られたというのか、生活費などを出してもらったりもしてたので美人局というべきか、それも2人同時に関係されたり。金子光晴と同時期にパリにいたようだが、このパターンは多かったのかしらん。
それでも多くの友人が世話をしてくれたり、最後の嫁には長く面倒を見てもらったり、人徳というのか少々羨ましいところもある。
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