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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784122072831
作品紹介・あらすじ
万年橋のたもとに浮かんだ女のほとけ。襟の裏にはいわくありげな葉っぱが一枚縫い込まれていた。妾殺しの下手人としてしょっぴかれたのは、真面目と評判な手代だったが……。「おれはお人好しで役立たずのうぽっぽさ。だがな、黙っちゃいられねえときもある」――。臨時廻り同心、長尾勘兵衛の粋な裁きが胸を打つ。傑作捕物帳シリーズ第二弾!
みんなの感想まとめ
多彩な人間模様と心温まるロマンが織り交ぜられた物語が展開されます。主人公の臨時廻り同心、長尾勘兵衛は、悪を許さず、粋な裁きを見せる人物として描かれ、彼の人間味あふれる姿が読者の心をつかみます。物語は四...
感想・レビュー・書評
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恋文流し
昔の人はロマンチックですねえ!
たらようの木の葉っぱの裏に恋文を書く。
紙にかいた恋文を 堂々とは持っていられない。
でも たらようの葉なら 着物に隠しても
気がつかれにくい。
めくみの纏
出て行った女房 静に似た女を見かける、
それから事件に巻き込まれる。
この頃って 餅喉に詰まらせると 鼻の穴から 酢を注いだんですねえ!
効果あるんでしょうか?
こがね汁
あばら一寸
と続きます。
あばら一寸は
ややこしい敵討のお話
藩の若妻が3人の藩士にレイプされる。
それをみて 藩士を切り 若妻を連れてにげた男吹越
一緒に逃げて 2人の子供ができる。
その娘と妻を地震で失った。
息子を連れた貧乏暮らし
妻に逃げられた馬場は 妻の妹と女敵撃ちにでる。
追う方も追われる方も 貧乏!
勘兵衛が この敵討ちを設定して 見届け人になってやる。
ちゃんと こんな状況を ハッピーエンドにできるのが すごい!
逃げた女房 静はまだ帰っていません。
未練たらたらの勘兵衛が 気の毒になって作者は
静を返したんでしょうかねえ!この先の話しですが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
野心はないが、矜恃はある。悪を許さぬ臨時廻り同心、長尾勘兵衛の粋な裁きが胸を打つ。傑作捕物帳シリーズ第二弾!
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4話からなる。
福々しい顔で、暢気そうに見える風貌の主人公臨時廻り同心の 長尾勘兵衛。
微笑仏(みしょうぶつ)と崇められていると。
水死体の女の襟裏に縫い付けあったのは葉っぱ一枚。
たらようの葉っぱと判明。
恋文に使用し、符調で、場所や日時を……
おさやと長次の恋も、ほんわかと!
白子屋の主人も、話がよく分かる人である。
勘兵衛の妻への思いが、毎度出てくる。
静は、どこに居るのだろうか?
綾香は、幼き日に分かれたので、母の顔知らない。
どう思って居るのだろうか?
「あばら一寸」
あばら一寸を切らせて、相手を仕留める。
仇討ちと義理の妹、そして逃げる2人。
運命のちょっとした間違いで、後戻りができなくなった者達。
勘兵衛の采配に、流石と、拍手を送りたい。
どちらも、話の筋が通り、男の子は、武士の子どもとして、養子に。
吹越平内は、苗字と刀を捨て、町民に。
上手く話をつけたけど、男の子の平一郎の心中は、どうだったのだろうか?と、複雑な事態を理解し、父親と離別しないといない胸の内が、ちょっと、老婆心かな。
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シリーズ2巻目。
人となりがわかった主人公の生き様は目立たぬように、だけど人のために。痛快でほろ苦さを伴う。
登場人物たちが生き生きと動く物語は、時代は違えど必死で生きる現代同様。
著者プロフィール
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