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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784122073890
作品紹介・あらすじ
三重の田舎町の郵便局に勤める二十歳の女性が、都会への憧れを胸に、大阪・心斎橋の高級喫茶店のウェイトレスとなる。金と欲望が渦巻く都会の夜に、彼女を待ち受けるものは……。表題作ほか全七編。野心・嫉妬・愛憎……人間の情念と闇を鋭く描く、黒岩重吾の真骨頂! 文庫オリジナル。
*収録作
「賭博の街」「赤い肉は固い」「ぜいたくなホテル」「朝を待つ女」「人形の足跡」「心斎橋幻想」「仙見川の夜」
みんなの感想まとめ
人間の情念や闇を鋭く描いた短編集で、昭和のエネルギーが漂う作品です。都会への憧れを抱く若い女性が、心斎橋の高級喫茶店での生活を通じて、欲望や嫉妬、愛憎といった人間の複雑な感情に直面します。特に、腹黒い...
感想・レビュー・書評
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昭和という時代のエネルギーを感じます。
1日も早く「さらば星座」を復刻していただきたい。
それまで短編を楽しみます。 -
火サスの世界や。それもシリーズものじゃなくて、単発もの。
腹黒い人間しか登場しない、正義の味方はいないサスペンスの短編集。ゾクゾクした。
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初めて読む作家さん。
短編が7話で、1話の賭博の街だけが未来ある結末で、あとは、ハッピーエンドではない。
昭和30年後半ぐらいの設定なのかな。
関西弁がでてこないけど、
マニアックな大阪の地域がでてくるし、昭和らしいドロドロした、戦後の大阪を感じる本。 -
名前だけは知っていたけど黒岩作品初読み。大阪心斎橋が舞台の短編集だから興味を持った。面白かった。昭和の匂いプンプンで場末の飲み屋、アパート、一旗揚げたい人間、騙す人間、騙される人間がたくさん出てきてギュッと濃縮されたような短編が並ぶ。改めて著者のプロフィールを読んだら小説家になる前の生活は波乱万丈だったようで、どの作品にもリアリティがあった理由を知る。特に女性の描写が細部まですごい。ちょっと松本清張作品に似てる部分もあるかなと思ったが女性を美しく書くのは黒岩さんでドロッとしてるのは松本さんの作品かな。
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金と欲望が渦巻く都会の夜に、夢を抱いた若い女の孤独と転落……。京阪神を舞台に人間の情念と闇を鋭く描く、全七篇。黒岩重吾の真骨頂。文庫オリジナル。
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