作家の仕事部屋 (中公文庫 ラ3-1)

  • 中央公論新社 (2023年7月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784122073975

作品紹介・あらすじ

「あなたは仕事の方法をおもちですか? あるとすればどんな方法ですか?」

好みの筆記具。能率的な部屋の間取り。作業のはかどる時間帯。気分を高める儀式。……
忙しい日常の中で、自分が本当に書きたいものを書き、完成させるには、そうした手段や環境を整えることも大事。でも、どうすれば?
バルト、サガン、レヴィ=ストロース、ル・クレジオなど、ノーベル文学賞受賞者含む小説家・評論家・エッセイストといった二十五人の巨匠達がインタビューで具体的に明かす、自分だけの執筆スタイルを見つけるためのヒントと試行錯誤の履歴。
彼らの探索は、コンピュータ/AIが発達した時代にも変わらず存在し続ける、創作者の行き詰まりや無力感(ライターズ・ブロック)を乗り超えるための、普遍的な証言集としても読むことができる。
〈解説〉読書猿

【目次】
ロラン・バルト
アルフォンス・ブダール
エルヴェ・バザン
ミシェル・ビュトール
ジョゼ・カバニス
ギー・デ・カール
エレーヌ・シクスー
アンドレ・ドーテル
マックス・ガロ
ジュリアン・グラック
マルセル・ジュアンドー
ジャック・ローラン
J・M・G・ル・クレジオ
ミシェル・レリス
クロード・レヴィ=ストロース
フランソワーズ・マレ=ジョリス
J・P・マンシェット
A・P・ド・マンディアルグ
パトリック・モディアノ
ロベール・パンジェ
クリスチアーヌ・ロシュフォール
フランソワーズ・サガン
ナタリー・サロート
フィリップ・ソレルス
ミシェル・トゥルニエ

みんなの感想まとめ

執筆方法や創作の環境について、多くの著名作家たちの実体験が語られる本書は、作家それぞれの独自のスタイルや工夫を知ることができる貴重な証言集です。執筆の際に使用する道具や時間帯、さらには気分を高めるため...

感想・レビュー・書評

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  • 『作家の仕事部屋』ジャン=ルイ・ド・ランビュール編、岩崎力 訳 - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ(2020-11-08)
    https://norishiro7.hatenablog.com/entry/2020/11/08/200000

    ジャン=ルイ・ド・ランビュール『作家の仕事部屋』目次 | Kmxtzk(2009.06.10)
    http://kmxtzk.jugem.jp/?eid=640

    作家の仕事部屋 - Webcat Plus
    http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/1512417.html

    作家の仕事部屋 ジャン=ルイ・ド・ランビュール(編集) - 中央公論新社 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784122073975

  • 読了。

    ベッドで書くのでテーブルに向って書いたことがない、指2本でタイピングする、何枚も紙に書き直す、初稿に紙を貼って修正する、原稿は夫人が3日かけてタイプするなど、DXと正反対にある執筆方法だらけ。

    「私は自動書記を信じないのと同じく、自分の夢をそのまま書いたと言い張る作家たちも信じません。ブルトンやエリュアールが入念に推敲を重ねていたことを私は知っています」とあるが、手品の種明かしを見るような気分。

    どうにも共通点を見つけにくいが、各人とも書き直すことがルーティーンらしい。

    書き直すことが、よい文章とするための唯一のソリューションということが確認できた。

  • フランスの作家自体にあまり馴染みがないせいかザーッと流し読みで挫折

  • レヴィストロースのやり方がかっこよかった!全てのつながりを把握しようとすると、かえってこんがらがるし、結局おなじ道になるっていうのは、そうか!ってなった。

  • サガンだけ。
    ・ところが私にはあまり観察眼がないんです。
    ・私はむしろ小説家は自分の記憶や固定観念のなかに素材を見つけるものだと思います。私にとっては想像力こそがもっとも重要な能力なんです。
    ・断言してもいいんですが、私の登場人物には、実在の人間から想をえた人物はひとりもいません。
    ・流行とは流行おくれになるもののこと
    ・私が書く時は自分の年のことも髪の色のことも、自分が女だという事実さえ考えません。
    ・作家という職業とか書くという行為とか、作家の思い出とかいったことについて現在書かれていることを全部ある作家が読んだりしようものなら、彼はもうただの一行も書けなくなるだろうことは請け合いです。

  • 数人の作家の仕事の流れや心意気を記したインタビュー本。フランス現代文学の研究者なら喜ぶのだろうが、自分には全く刺さらず。こういうことを明かす作家はそんなにはいないので、話としては面白い。

  • 小さな書店で見かけてなんとなく手にとった本。1979年の本を2023年に文庫化したものらしい。フランスの作家25人に仕事の方法を質問したインタビュー。結果として、作家それぞれの執筆の裏側が明かされることになり、ただ純粋に面白かった。執筆の方法も情報収集の手段も大きく変わった(増えた)けれど、いま読んでも、本質的なところは古びた感じがあまりしない。

  • 仕事部屋と題名にあるが、あとがきにあるとほ通り、メインはどうやって仕事するかの内容。お部屋紹介ではないので注意。

    知ってる作家なら、裏話的な内容で面白いのだろうが、ほとんど知らないのでそこまでわくわくしなかった。

  • 2023/7/23

  • 翻訳書なので、知らない作家だらけだった。
    読み込まないと苦行になりそう。

  • 筆記具、部屋の間取り、時間帯……バルト、サガン、レヴィ=ストロースなど二十五人の巨匠達がインタビューで明かす、自分だけの執筆スタイル。〈解説〉読書猿

  • 【書誌情報】
    『作家の仕事部屋』
    原題:Comment travaillent les écrivains (Groupe Flammarion, 1978)
    編:Jean Louis de Rambures(1930-2006)
    訳:岩崎力(1931-2015)
    解説:読書猿
    刊行日:2023/7/21
    判型:文庫判
    ページ数:320
    定価:1320円(10%税込)
    ISBN:978-4-12-207397-5

     筆記具、部屋の間取り、時間帯……バルト、サガン、レヴィ=ストロースなど二十五人の巨匠達がインタビューで明かす、自分だけの執筆スタイル。
    [https://www.chuko.co.jp/bunko/2023/07/207397.html]

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著者プロフィール

1931-2015。フランス文学者、翻訳家、東京外国語大学名誉教授。東京大学教養学部大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了。1971-72年パリ第七大学講師。1986-88年パリ国際大学都市日本館館長。著書に『ヴァルボワまで 現代文学へのオベリスク』。訳書にマルグリット・ユルスナール『黒の過程』『流れる水のように』『目を見開いて』『世界の迷路Ⅰ 追悼のしおり』、クロード・シモン『歴史』、フィリップ・ソレルス『公園』『ドラマ』『黄金の百合』『ゆるぎなき心』、ジョージ・D・ペインター『マルセル・プルースト――伝記』、ヴァレリー・ラルボー『罰せられざる悪徳・読書』『幼なごころ』、ロラン・バルト『作家ソレルス』(共訳)、スーザン・ソンタグ『アルトーへのアプローチ』ほか多数。

「2017年 『アレクシス あるいは空しい戦いについて/とどめの一撃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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