新編 不参加ぐらし (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2023年10月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784122074330

作品紹介・あらすじ

竹藪の庵にひきこもり、都会に姿を現さず、一歩退いて人の世を眺める。来る物拒まず去る者追わず、集うは多士済々、談論風発、鯨飲酩酊、二日酔い……。“竹林の隠者”とよばれた作家が飄々と綴る身の処し方。「怠け者の記」「丘の上にひきこもり」「何もせんぞ」などユーモラスで含蓄のある随筆を収める、文庫オリジナル作品集。〈編・解説〉荻原魚雷

みんなの感想まとめ

世間の喧騒から一歩引いた生活を描くこの作品は、著者が「竹林の隠者」としての独自の視点から、現代社会の雑多な事柄への無関心をユーモラスに綴っています。多士済々の人々が集い、自由な意見を交わす様子は、読者...

感想・レビュー・書評

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  • ほんまに日記: 不参加ぐらし(2014年8月1日)
    https://hiranomegane.blogspot.com/2014/08/blog-post.html

    確かな答えは時の審判にゆだねるしかない。富士正晴の「長持ちする意見」 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ(2020.12.31)
    https://qjweb.jp/column/45281/

    富士正晴記念館 - 茨木市立図書館
    https://www.lib.ibaraki.osaka.jp/?page_id=179

    不参加ぐらし -富士正晴 著/荻原魚雷 編|文庫|中央公論新社
    https://www.chuko.co.jp/bunko/2023/10/207433.html

  • 大正二年生まれの富士正晴
    「そうだよなぁ」と思うところがあった
    今でも世間の大勢がわちゃわちゃ賑やかな事柄は、どうでもいいことだろう

    『健康けっこう 長寿いや』なども現実味が増している

    なるべくひっそり『不参加ぐらし』してゆきたい、わたしも。

  • "八方ふさがりになっているのだから、余り大きなことを考えたり、志したりしない。自身の能力を超えた仕事を自惚れ強くも背負いこみ、自分がつぶれるのはかまわぬが、他人もひっぱりこんで他人をつぶしたり、傷けたりすることは御免だと思っているということである。そういう自惚れにおちいらぬように、これは自分に向って厳しくありたいと思っている。"

    「参加しない」ことは、生きやすい世の中にするための一つの手段だと思うし、実際にそういうマインド(行動にできているかはわからない)で生きている。けれど、なぜ積極的に参加しないのだという世間や自分の声は気にしてしまうし、「参加しない」ことに固執して、なぜ積極的に参加したがり世の中を加速させるのかと他人を責めてしまうこともある。
    世の中は八方ふさがりであるのだから、足るを知り、気楽に「参加しない」でやっていきたいと思う。

  • 踊らされること、組織されること、強制されることみな嫌い。「竹林の隠者」と呼ばれた作家が世間との絶妙な距離の取り方を綴る、文庫オリジナル作品集。

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著者プロフィール

1913-1987。小説家・詩人。毎日出版文化賞(第22回・昭和43年)、「桂春団治」(大阪芸術賞・昭和46年)。代表作に「贋・久坂葉子伝」「小詩集」「帝国軍隊における学習・序」「たんぽぽの歌」「大河内伝次郎」「富士正晴詩集1932~1978」などがある。水墨、彩画を趣味とする一方で、伊東静雄、竹内勝太郎、久坂葉子の研究をし、その紹介者としての功績もある。晩年は竹林に囲まれた自宅から殆ど外出せず、「竹林の仙人」と呼ばれた。

「2019年 『男色大鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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