ものぐさ精神分析-増補新版 (中公文庫 き 3-7)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122074828

感想・レビュー・書評

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  • 前半は私には難しくて分からなかったですが、後半はエッセイっぽくて読みやすかったです。

  • 前半の何章かは難しくて、なんとなく伝わってきても「ふーん」に留まってしまった。
    後半は興味深くて、物事の捉え方とか考え方とか、当たり前のようになっていたものに風穴を開けて考え直してみるキッカケをもらえた。

    これはまた歳を重ねた時に読んでみて、違う捉え方になっていきそうな本。

  • 日本を精神分裂病質であると診断した「日本近代を精神分析する」以下、歴史、性、そして自己についての問いに迫る五章。〈解説〉伊丹十三〈対談〉橋本 治

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著者プロフィール

精神分析者、エッセイスト。1933年生まれ。早稲田大学文学部心理学専修卒。和光大学名誉教授。『ものぐさ精神分析 正・続』のなかで、人間は本能の壊れた動物であり、「幻想」や「物語」に従って行動しているにすぎない、とする唯幻論を展開、注目を浴びる。著書に、『ものぐさ精神分析』(青土社)、「岸田秀コレクション」で全19冊(青土社)、『幻想の未来』(講談社学術文庫)、『二十世紀を精神分析する』(文藝春秋)など多数。

「2016年 『日本史を精神分析する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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