天祐は信長にあり(二) 桶狭間の戦い (中公文庫 い138-10)

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  • 中央公論新社 (2024年11月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784122075788

作品紹介・あらすじ

尾張の虎と呼ばれた父信秀が死去し、19歳の信長が乱世に飛び出す時が来た。
聖徳寺にて斎藤道三との会見を成功させ、美濃という後ろ盾を得ると尾張統一へと突き進む。兵力で劣る戦いを知略でくぐり抜け、さらには前代未聞の鉄砲隊を密かに組織した信長。
ついに今川義元率いる大軍団との決戦の火蓋が切られる! 
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説の幕開け! 
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。全八巻、隔月発売予定。

みんなの感想まとめ

歴史の波に翻弄されながら成長する若き信長の姿が描かれ、戦国時代の緊張感が伝わってきます。父信秀の死を経て、信長は斎藤道三との連携を強化し、桶狭間の戦いで今川義元を打ち破るという重要な瞬間を迎えます。短...

感想・レビュー・書評

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  • 短い文章でテンポよく畳みかけるように話が進んでいく。この筆者の信長は天真爛漫で、ヤンチャだ。巻を重ねると変わってくるのだろうか?

    この2巻では父信秀が第二次小豆坂の合戦ののち、死ぬ。斎藤道三は信長と会見後、長男の義龍に殺されて死ぬ。弟信勝が謀反を起こして信長に粛清される。信長は将軍義輝に拝謁をしに上京し、義龍の刺客に狙われるも返り討ちにする。
    桶狭間にて今川義元を破る。対美濃抗争を開始する。信長は続けて徳川家康と同盟を結ぶ。そして小牧山城に移転する。

  • 信長の父・信秀が亡くなった。著者はこの機を、信長が戦国の表舞台に引きずり出されたとする。鉄砲の準備や信長軍の員数が揃わない中でのこと。斎藤道三の後ろ盾があるとはいえ、尾張国内からも狙われる信長。まさに内憂外患。本書の山場はもちろん桶狭間である。軍師・太原雪斎亡き後の義元の進軍に対し、情報網を駆使して探索した義元の本陣へ、少数精鋭で突っ込む信長たちの描写がよかった。そして、義元を打ち取った場所を「田楽ヶ窪」としたのも良し! 綺羅星のごとく戦国の武将がでてくるのも楽しかった。

  • 世の中に織田信長を扱った小説はごまんとある。戦国武将で一番多いんじゃないか、と思う。みんな知っている武将だから、逆に難しい、と思う。でも、分かっていても面白い。やっぱり岩室さんは凄い。

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著者プロフィール

岩室忍
『信長の軍師』(二〇一七年)で小説家デビュー。以降、〈信長の軍師外伝〉シリーズとして『天狼 明智光秀』上下、『本能寺前夜』上下、『家康の黄金』ほか、〈初代北町奉行 米津勘兵衛〉シリーズなどがある。

「2023年 『剣神 心を斬る 神夢想流林崎甚助7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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