私兵特攻 宇垣纒長官と最後の隊員たち (中公文庫 ま58-1)

  • 中央公論新社 (2024年12月23日発売)
4.00
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784122075955

作品紹介・あらすじ

昭和・光と影
昭和20年8月15日夕刻、第五航空艦隊司令長官で沖縄特攻の責任者だった宇垣纒中将は終戦を知りながら、艦上爆撃機「彗星」11機を率いて大分海軍飛行場から出撃した。
敗戦を知りつつ、宇垣長官はなぜ自らの特攻を決意したのか。
11機を見送った人々、奇跡的な生還者たちの証言、回想をもとに明らかにされる《最後の特攻隊》の真相。

〈解説〉野村進

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昭和20年8月15日夕、大分飛行場より艦爆「彗星」11機が沖縄沖へ出撃、最後の特攻隊は第5航空艦隊の宇垣纒司令官が直率。
    終戦を知りながら出撃した若き特攻隊員、途上故障等で不時着した機の生き残りを探し、記録の少ない特攻隊の実像を探る、元予備学生パイロット。
    城山三郎「指揮官たちの特攻幸福は花びらの如く」で描かれた、隊長中津留大尉のテーマを絞ったノンフィクション。
    作品執筆当時で戦後30年以上。貴重な当事者の記憶は大きく異なる。
    生き残った特攻隊員の重荷と罪悪感。決して悲壮感のなかった出撃なと、戦記ノンフィクションとして屈指の作品。
    再版し中央公論社のヒットであると思う。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

歌文集『豆腐屋の四季』でデビュー。豆腐屋を14年間続けた後、1970年、"模範青年"を脱皮して、作家宣言。生活(いのちき)の中の小さな詩を書き綴ったエッセイと、重厚な記録文学を書き続ける。「暗闇の思想」を提唱して豊前火力反対運動・環境権裁判を闘い、『草の根通信』を31年間発行、反戦・反核・反原発の闘いに邁進する。その闘いの原点は『豆腐屋の四季』にある。弱い人間の闘い方とは、局面負けたとしても、自分を信じ、仲間を信じ、未来を信じることである。3.11福島原発事故以後、若い世代にも「暗闇の思想」が読み直されている。「だれかの健康を害してしか成り立たぬような文化生活であるのならば、その文化生活をこそ問い直さねばならぬ」

「2012年 『暗闇に耐える思想 松下竜一講演録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松下竜一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×