太陽を慕ふ者 (中公文庫 や69-2)

  • 中央公論新社 (2024年12月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784122075962

作品紹介・あらすじ

矢代が大正十年、欧州留学時に初めて出逢った名画について鮮烈な思いを綴ったエッセイ。
フィレンツェ、ベニスでの美しい風景への賛辞を織り込みながら、ダ・ヴィンチ、ボティチェリ、ラファエロ、ゴヤなどの巨匠へオマージュを捧げる、
自然美並びに芸術美に対する憧れを保ち続けた美術史家の原点を、窺い知ることができる。

〈解説〉越川倫明

レオナルドに逢う日
悲しき眸
緑色のショパン
本寺の陰影
  ダラムの花
  アッシシの鐘声
スペインの誘惑
  ゴヤの女
  アンダルシアの踊り
  カルヴェの歌うハバネラ
  「窓の少女」
太陽を慕ふ者
フィレンツェの生活のうち
  願い
  銀色の靄
 「夜」の眠り
  女の話
  春
「進軍」
アルプス山中
パオロとフランチェスカ
ヴェニスへ行く人
フィレンツェの思い出
  春より夏へ
  フィレンツェの伝説
ギリシアの今頃
名画物語
序 芸術と心
  ラファエロ筆「聖(サン)シストの聖母」
  聖(サンタ)マリア・ノヴェラ寺の聖母
  アルビェラとジォヴァンナ  
  フラ・アンジェリコ筆「受胎告知」
モンナ・リザの微笑
日本の秋

著者プロフィール

矢代幸雄

一八九〇(明治二三)年、横浜市生まれ。一九一五(大正四)年、東京帝大文科大学英文科卒業。同年、東京美術学校構師、一九一八(大正七)年教授。一九二一(大正一〇)年から五年間、ヨーロッパ留学。イタリアでベレンソンに師事、一九二五(大正一四)年、ロンドンのメディチ・ソサエティから英文のSandro Botticelli(三巻)を刊行した。帰国後は美術研究所(現・東京文化財研究所)の設立に参画。一九四二(昭和一七)年、研究所を辞任、一九四四(昭和一九)年、美校教授を退官。戦後は欧米を回り日本古美術展開催を交渉、ヨーロッパで日本古美術展巡回展を実現させた。一九六〇(昭和三五)年、近鉄の依頼を受けて大和文華館創立、初代館長を十年間務めた。一九六三(昭和三八)年、芸術院会員、一九六五(昭和四〇)年、文化功労者に選ばれ、一九六六(昭和四一)年、『日本美術の特質』で朝日文化賞を受けた。一九七五(昭和五〇)年、没。著書に『受胎告知』『随筆レオナルド・ダ・ヴィンチ』『随筆ヴィナス』『水墨画』『私の美術遍歴』など多数。

「2019年 『藝術のパトロン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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