狙われた楽園 (中公文庫 ク10-1)

  • 中央公論新社 (2024年12月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784122075979

作品紹介・あらすじ

嵐のリゾート島で作家が不審死。
独立系書店の名物店主ブルース・ケーブルが謎を追う!

作家を敬愛してやまない書店主と、犯罪小説マニアの学生書店員。
持てる力を総動員して真相に迫る、彼らの行く手に立ちはだかるものは?

話題作『「グレート・ギャツビー」を追え』(村上春樹 訳)続編

〈あらすじ〉
フィッツジェラルドの直筆原稿盗難事件から数年後、
カミーノ・アイランドの名物書店主ブルース・ケーブルは
相も変わらず精力的に「ベイ・ブックス」を切り盛りしている。
あのときブルースを追い詰めたマーサーは新作小説を発表し、
夏のブック・ツアーの締めくくりに「ベイ・ブックス」を訪れる予定。
ブルースが親しく交流する作家たち〝文芸マフィア〟も健在だ。

そんなとき、巨大ハリケーンの接近で全島民に避難命令が出され、
暴風の中で遺体となった島在住の作家が発見された。
不審を抱くブルースと犯罪小説マニアのアルバイト店員ニックは
独自に捜査に乗り出すが、事件の背後には巨大な陰謀の影が……。

感想・レビュー・書評

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  • 2025/2/8読了
    正月早々に前作を読んで1ヶ月で、カミーノ・アイランドを再訪。しかし、今作ではハリケーンの直撃で壊滅状態(作中のレオの迷走っぷりは、'24年の台風10号を思い出す)。そんな大災害の真っ只中で、島在住の作家が不審死を遂げ、真相を調べると、巨大な陰謀が明らかになっていく……という、『相棒』元日SPみたいな展開になる。前作で“追われる”側だったブルース・ケーブルは本作では“追う”側になるのだが、“初動捜査”でそれこそ右京さんばりの名推理を披露するのは犯罪小説マニアのバイト店員ニックだし、“陰謀”に関わる証拠を集めるのは前作でブルースを追いつめた調査会社である。ブルースは司令塔みたいなポジションか? あんまりそんな自覚は無かったっぽいけど。しかし、ハリケーン一過の、ライフライン壊滅状態の中、ブルース、ニック、ボブの野郎三人のサバイバル生活は、不謹慎かもしれないが、結構楽しそうとか思ってしまった。

    '24年には、シリーズ第三弾 ”Camino Ghosts” も発表された模様。いつ日本語訳されるでしょう?

  • 「グレードギャツビーを追え亅の続編。島在住の作家が殺されるとのことで、前作で主役を張った女性作家が口封じ的な意味で殺されてしまうのか?とハラハラしながら読み進めるもひと安心。
    予想もしていない大きな陰謀が裏にあり、最後は勧善懲悪でスッキリ。

  • 文庫化にて再読。

  • 前作の「グレート・ギャツビーを追え」がすごく面白かっただけに、ちょっと期待外れだった。ブルースがそこまで活躍していなかった。前作は後半に進むに従って、怒涛の展開で読後感も良かったが、今作は前半が面白かっただけに、後半のしりつぼみ感が残念だった。

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著者プロフィール

ジョン・グリシャム
一九五五年アーカンソー州生まれ。野球選手になることを夢見て育つ。ロースクール卒業後、八一年から十年にわたり刑事事件と人身傷害訴訟を専門に弁護士として活躍し、その間にミシシッピ州下院議員も務めた。八九年『評決のとき』を出版。以後、『法律事務所』『ペリカン文書』『依頼人』『危険な弁護士』など話題作を執筆。その作品は四十ヶ国語で翻訳出版されている。

「2022年 『「グレート・ギャツビー」を追え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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