乙女の東京: 洋菓子・和菓子、ホテル・旅館、美術館・博物館、雑貨・化粧品…乙女心の東京案内 (マーブルブックス)
- マーブルトロン (2007年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784123901659
感想・レビュー・書評
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東京案内の本を色々読みましたが、甲斐さんのこの本は、ずっと手元に残しておきたい本。
2007年発行なので、もう無くなってしまった場所、買えない物はあるかもしれないけれど、記憶に留めておきたいものばかり。
マッチコレクションは見ていて楽しく、「月光荘画材店」の文房具や「いせ辰」の千代紙はデザインが素敵で、どう使おうか夢が広がります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
甲斐みのりさんつながり。その4冊目。
さしずめ、東京好きなものコレクションというところ。場所・お菓子・食事・美術・雑貨・本。あれやこれや。一つの場所に対する情報は多くないけど、読む人の想像力を刺激する。上質なものばかりが紹介される。
知ってるお店や場所もある。解ってるのに行けていないところも多い。家族と一緒だと、『高い』とか、男友達が一緒だと『おハイソ』とか揶揄されて、自由に行けないことも多い。そりゃ、ファミレスや牛丼屋の気楽さを求めたら、そうかもしれないが。
おハイソと言ったと友達からは、急速に気持ちが離れた。安いお店に20回行くのを、数度に減らしたら行けるところや、買えるものばかりだし、誰が見ても良い味わいのあるものが多いのにな。
なんて、そんな事はどうでもいい。行ってみたければ一人で行けばいいのだ。乙女は独歩するものなのだから。手元においてパラパラ見ては、東京散歩のきっかけにするのがいい。素敵だなあとため息つくより、手の届く素敵を集めたい。 -
甲斐さんの好みと私の好みとはそこまで趣味が合わないのに、どうして彼女が書くと素敵に思えるんだろうか。不思議。いや、好みがかぶるところはあるんだけどね。レトロな建物とか。
彼女の書く言葉とかいろんなものがただ「かわいい〜〜」ってだけじゃなくて何処と無く男前な雰囲気を感じるからかもしれないな。 -
10年以上も前に刊行された本を図書館で発見。都会的なものにあふれる東京のレトロな部分をたくさん見られて楽しかった。
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2022年版を読んだ。収録されてる写真がどれもゴリゴリフィルターかかっているので、紙面上はロマンチック昭和な雰囲気作りしている。だけど実際にいったらみすぼらしくて拍子抜けしそう。著者の趣味と私が合わないだけかもしれないが、紹介されてるお店や名所で行きたいところはありませんでした。
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東京ロマンチック案内の前バージョンでした。内容が同じ部分も多い
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今ももうなくなってしまった東京の乙女なスポット。
加藤新作さんの写真もすごく魅力的で
一つ残らず訪れてみたくなる…けど
もう今はないところも多く…。
東京カタログとして紹介されている
土産物、小物、菓子、文房具、
これもまた欲しくなるものばかり。
時々開いて眺めていたくなる。 -
素晴らしき東京ガイド。乙女が読むべき〜は読まなければならない。
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MATTERHORNの包み紙を模した表紙からして手に取らざるを得ない可愛さ。
表紙と変わらず、どの場所のチョイスも外さず可愛い。
紹介されている場所を一人でめぐるのもいいのかもしれないけれど、
友人や大切な人と静かにゆったり過ごせるような所が多かったので今度一緒に巡ってみたいなと思いました。 -
最新のオシャレスポットとこ、流行りのお店だとか、そういうのでなく、ちょっとレトロで、心をくすぐるものや場所を集めた1冊。
『乙女の』ていうタイトルに相応しい内容。