愛をこめて (マーブルブックス)

著者 :
  • マーブルトロン
3.78
  • (1)
  • (6)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784123902991

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • めいささんの短編集を読んだら、その文章から去りがたく、なにかないかなって読みました。この本は旅のエッセイだけれど、内容はときにめいささんの過去、自分自身に触れていて、そのあたりも興味深く読みました。

    写真家の仕事って、家族から離れて遠いところに行ったりしなければいけないのがやはり大変そうに思いました。妻は強くないとやれないだろうなって。

  • 旅についての本であり、愛についての本でもある。

    繊細で堂々として愛が深い。すごい人、というのはそういうわかりにくい所に優しさを暖めているんだと思う。

  • 旅先での、湧き上がる感動と遠く離れた人への想いを綴った本。

    写真集同様にとても深い愛情が感じられます。

    大切な家族への愛情だけではなく、訪問先への、そしてそこでで過ごす時間への愛情。

    それをカッコつけずにまっすぐに解き放った、とてもやさしいエッセイ。

    こんなに素直に想いを表現できることがとてもうらやましい。

  • 写真家藤代冥砂さんが旅行先から奥さん(モデルの田辺あゆみさん!テイトイワのPVにも出てました)に当てた手紙集.旅行記モノが好きなので,面白く読んだ.香港でロバート・プラントにあった話はびっくり.今はメールやメッセンジャー中心だし,年賀状を含めた手紙を書くことが好きではないけど,こういうのはいいなと思う.ネット時代にこういうメッセージングはどうなるんだろうとしばし考える.移動していくことから見えていく風景や関係.自宅と職場の往復で終わってしまうのはいけないなあ…

  • 衝動買いした。藤代冥砂さんの、世界中から奥さんと子供に当てた手紙。はじめがゲバラの娘に会った話だったから、思わず買ってしまった。

  • 藤代冥砂といえば奥さんが表紙の写真集が有名だけど、これはその奥さんと子供に仕事で行った世界各地から手紙をおくったものをまとめたエッセイ。
    あたしも手紙が書きたくなって旅先から友達に絵ハガキをおくってみた。手紙っていいね。

  • 藤代さんの旅の話。

    世界には、私の知らない場所がまだまだたくさんあるなと。
    そして、藤代さんの人生とてもうらやましいと思った。

    好きな仕事と愛する人がいるってことは幸せだな。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1967年千葉県生まれ。明治大学商学部卒。90年代にデビューして以来、女性のポートレイトやヌードを中心に、旅、風景、ミュージシャン、ファッション、広告などの分野を縦横無尽に横断し、日本の写真界に独自の地位を築き、多くの影響力を与えた。写真集は80冊ほど。「週刊朝日」の表紙連載、女優の写真集シリーズ「月刊アクトレス」などで大衆にも知られる存在となり、写真集を出すたびにスタイルを変えている稀有なアーティストでもある。小説家としても活躍中。

「2017年 『藤代冥砂写真集 山と肌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤代冥砂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×