武田百合子全作品 5

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 33
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124032581

作品紹介・あらすじ

雛祭りのお膳、キャラメル、アルミのお弁当箱…食べ物が呼び起す幼い日の記憶。

感想・レビュー・書評

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  • 文体があまり合わなくて途中でやめた。

  • 松田青子さんが紹介していたので。子どもの頃のことなのに、とても丁寧に描写していてその記憶力に驚く。でも、夢日記はざっくりしていて、ちょっと安心。オムレツがとってもまずそうで笑える。

  • 14編のエッセーと埴谷雄高の武田百合子さんの思い出.
    そこかしこにあるものの表現が,あっぴったり!と思うような箇所が多発.また,逆に思いもかけないような反応であったりして,全編,面白かった.とくに「枇杷」が好きだ.

  • 武田百合子さんの作品は初めて読みました。エッセイ集です。僕が好きなのは「枇杷」。普段果物など食べない夫がふと枇杷を欲しがり、与えたという夫婦のエピソード。亡くした人との印象的な想い出は他人からみたらこんなたわいもないことだったりするのかもしれない。武田さんはそのとき夫が食べた枇杷の数、自分が食べた枇杷の数までもはっきりと覚えていました。

  • たべるひと。

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著者プロフィール

武田百合子
一九二五(大正一四)年、神奈川県横浜市生まれ。旧制高女卒業。五一年、作家の武田泰淳と結婚。取材旅行の運転や口述筆記など、夫の仕事を助けた。七七年、夫の没後に発表した『富士日記』により、田村俊子賞を、七九年、『犬が星見た――ロシア旅行』で、読売文学賞を受賞。他の作品に、『ことばの食卓』『遊覧日記』『日日雑記』『あの頃――単行本未収録エッセイ集』がある。九三(平成五)年死去。

「2023年 『日日雑記 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

武田百合子の作品

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