杉本苑子全集〈3〉傾く滝

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  • 中央公論社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124034462

作品紹介・あらすじ

物語性豊かな歴史ロマンの全容。人気絶頂の盛りに自害した絶世の美男役者八代目団十郎。その謎に満ちた若き生涯を、天保改革に揺れる歌舞伎の世界を背景に描く異色作。

感想・レビュー・書評

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  • 川に身を投げた少年は、彼を救い上げた男へ「助けた責任をとれ」と言った——。

    天保年間、謎の自殺を遂げた絶世の美男役者八代目団十郎を中心に、派手好きで自分勝手な七代目団十郎、苦労人だが温厚な五代目幸四郎、美貌の女形・玉三郎等名役者達が活躍した当時の歌舞伎界、仇討ちを誓う武士・宮永直樹と八代目団十郎の悲恋を緻密な時代考証で描く長編小説。

  • ミーハーなので歌舞伎ブームの頃に読みました。9代目市川団十郎の一生を著者なりの創作を交えて描いたもの。この作品も激しい同性愛の確執に相当萌えました。まだ「萌え」という言葉のない頃でしたが・・。

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著者プロフィール

1925年東京都生まれ。「燐の譜」で第4回「サンデー毎日」懸賞小説に入選。『孤愁の岸』で直木賞、『滝沢馬琴』で吉川英治文学賞、『穢土荘厳』で女流文学賞を受賞。1987年紫綬褒章、1995年文化功労者、2002年文化勲章、菊池寛賞を受賞。著書に『傾く滝』『春日局』『埋み火』『マダム貞奴』『檀林皇后私譜』『散華』など。2017年逝去。

「2018年 『伯爵夫人の肖像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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