- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784124034660
感想・レビュー・書評
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本では分かりにくいところを理解することができる漫画版。
駆け足なので、かなり端折ってある感じかも。
あまりにも理不尽な神々に「なんでそうなるねん!」とツッコミを入れながら楽しく読んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
題名を知ってはいたが、ストーリーは、知らなかったので、知る事が出来て良かった。神話って何処か人間臭い。解説も有難い。ワーグナーの事が少し分かった。指輪物語を先に観た事が理解を早めてくれた。
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『カルメン』が良かったので、このマンガ名作オペラをぜんぶ読んでみることにしました。
ワーグナーについては、以前から聴きたいと思っていたのですが、
あまりにも大きくてどこから手を付けていいかわからない状態でした。
このマンガ名作オペラは、ベテラン漫画家の里中満智子さんがすごく素敵な作品にしあげ、
京都大学人文科学研究所教授の岡田暁生さんの解説がまた面白いのです。
関係系図もあって、よかったです。
この上巻では岡田先生がワーグナーの解説と、『ラインの黄金』『ワルキューレ』の聴きどころを教えています。
『ラインの黄金』では第一場冒頭の前奏曲。
「世界の始まり」をこれほど見事に音楽で表現した例は他にない、とのこと。
第二場から第三場へ移る、ヴォータンがローゲを伴って、天上から地下の国へ降りていく場面の音楽も面白い。
『ワルキューレ』の第一幕は、『ニーベルングの指環』全体の中で最高傑作にぞくするものなので、ぜひ通して聴いてみてほしい。
第二幕のヴォータンと妻フリッカの対話は、実は『ニーベルングの指環』の中でも「最も退屈で長い」と悪評高い。
第三幕冒頭のいわゆる「ワルキューレの騎行」は『ニーベルングの指環』の中で最も知られている音楽。
『ワルキューレ』のフィナーレ、第三幕終りの「ヴォータンの別れ」は『指環』の中でも最も感動的な場面のひとつ。 -
ワーグナーさんの『ニーベルングの指輪』四部作から序夜の『ラインの黄金』と第一夜の『ワルキューレ』のあらすじがまんがになっています。
オペラは話の内容を知っていないと楽しめないものが多いので、このシリーズは本当に助かる!
松本矩典さんのおすすめ演奏コラムや岡田暁生さんの解説もわかりやすくて良いです♪
コッポラさんの『地獄の黙示録』に使われた『ワルキューレの騎行』ってこんなシーンの曲だったのかとか、いろいろ知識が増えて楽しめます。 -
オペラの内容を簡単に予習?するために買った本(その上巻)。
下巻に同じ。 -
2010年3月18日
<Comics The masterpiece of opera 1
Der ring des Nibelungen>
装幀/こやまたかこ
作画アシスタント/大宮良子、野村有美、横川知子 -
マンガ名作オペラシリーズの第一弾。内容はほぼ忠実にワグナー版なのだが、如何せん作者と作品が合わない感が…。でもジークムントとジークリンテの場面は一番雰囲気でてました。
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ワーグナーの音楽劇をフル鑑賞すると4日かかりますが上下巻あわせて1時間程で十分に映画「指輪物語」の原点が楽しめます。
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映画「指輪物語」の原点。オペラ鑑賞に丸4日間かかる大作「ニーベルングの指輪」が上下巻あわせて1時間程でその醍醐味が全て味わえる。