本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・マンガ (304ページ) / ISBN・EAN: 9784124036237
作品紹介・あらすじ
俳聖芭蕉が風雅の新境地を開いた「みちのく」の旅の記録。旅路での出会い、数々の名句が生まれてゆく過程を、こまやかな情景描写とともに描きあげる。
旅を愛し、旅の中に「風雅の誠」を追究してみずからの俳諧を高めようとした松尾芭蕉は、「野ざらし」の旅、「笈の小文」の旅に続き、元禄二(西暦一六八九)年の春、門人曾良を伴って奥羽・北陸へと旅立った。距離にして六百里、五カ月近くを費やして名所、歌枕、旧蹟を巡ったこの旅を素材に書かれた俳諧紀行が『奥の細道』である。
推敲を重ね、定稿が成立したのは元禄六(一六九三)年末から翌七年春頃。同行した曾良の日記と比較すると、『奥の細道』はかならずしも旅の事実を羅列したものではなく、興趣を盛り上げ、文学作品としての完成を目指して構成上のフィクションをまじえていることがわかる。本書は日本文学史上屈指の紀行作品とされている。
みんなの感想まとめ
旅の魅力と俳聖芭蕉の風雅を追求した紀行が描かれている本書は、名句が生まれる過程を繊細な情景描写で表現しています。読者は、松尾芭蕉とその弟子曾良が六百里を旅しながら出会った風景や人々を通じて、彼らの心の...
感想・レビュー・書評
-
昔から俳人として聞く名前で歌も知ってはいたけど、そもそも俳諧ってだけでどうやって生きてきたのか、歩きめぐるに至る流れなどはなにも知らなかった。
46冊目読了。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
俳聖芭蕉が風雅の新境地を開いた「みちのく」紀行。数々の名句が生まれてゆく過程を、こまやかな情景描写とともに描きあげる。
-
話自体が盛り上がりがあるものじゃないですが、風景の絵がすさまじく、芭蕉も枯れた老人でも聖人でもない人間味をのぞかせ、大人になった今なら滋味深さと多大な労力のわかる作って感じでした。「夏草や兵どもが夢の跡」の夏草って一体何の草だ、は一瞬虚を突かれた。
-
最高だった。読むなら絶対にワイド版だ。
曽良が冒頭で41歳と説明されているが顔がとても若く描かれていて矢口先生の趣味かなと思いながら読了しあとがきを読んだらその件に触れてて結果当たらずしも遠からず。
41歳と説明してるけど20代のイメージで描いたそう…笑
大垣まで読みたかったなあ。
途中曽良が金沢あたりで病気になって足止めくらって回復するも芭蕉さんが先に出発するんだけど曽良が居ないと日記(記録)全然つけないからいつ頃どこに着いて出発したか…みたいな記録が大垣まで全部曖昧に笑
曽良日記は時刻まで書かれていたというのに。
ほのぼの。
そんなこともあって「奥の細道といえば」で最も有名な句を詠んだ旅路部分のみ漫画化されてるので本編は最初から最後まで芭蕉さんと曽良の旅。解説も入るためわかりやすかった。矢口先生の考察も挟みつつお話が進む構成なのも面白い。
著者プロフィール
矢口高雄の作品
本棚登録 :
感想 :
