川喜田二郎著作集 (第5巻) KJ法―渾沌をして語らしめる

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (604ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124900873

感想・レビュー・書評

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  • KJ法って こんなに広範なんだと気づかせてくれる。
    KJ法といえば、狭義のKJ法をまずイメージするが、この本では、狭義のKJ法のみならず、W型問題解決に沿って、取材の方法、グループKJ、探索ネット、累積KJ法など、具体解説がある。

    狭義のKJ法を行う前に そもそもデータをどのように集めるかや、狭義のKJ法を1ラウンドだけ実施するではなく、問題提起→状況把握。。。解決するまでに何ラウンドでもなど、より現実的にKJ法と向き合うための指南書となっている。

    読むだけで簡単に身体化できるものではないので、手元にこの本があると助かるだろうが、もう中古でしか手に入らないようなので、手元にある人は大切にすべき。

  • 分類=KJ法・川喜田二郎。96年6月(86年11月初出)。

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著者プロフィール

1920年(大正9年),三重県生まれ.1943年,京都大学文学部地理学科卒業.大阪市立大学助教授,中部大学教授などを経て,KJ法本部川喜田研究所理事長,元社団法人日本ネパール協会会長,ヒマラヤ保全協会会長.理学博士.昭和53年度秩父宮記念学術賞,マグサイサイ賞,経営技術開発賞,福岡アジア文化賞受賞.著書に『続・発想法』『野外科学の方法』『KJ法』ほか

「2019年 『まんがでわかる 発想法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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