日本の近代 7 経済成長の果実―1955~1972

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124901078

感想・レビュー・書評

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  •  本書「日本の近代」は担当した著者によって「あたり、ハズレ」と言っては失礼だろうが「わかりやすい、読みやすい」と「わかりにくい、、読みにくい」との落差が大きいように思える。
     この7巻までで評価が高いのは「5.政党から軍部へ 北岡伸一」「6.戦争・占領・講和 五百旗頭真」の2巻のみだった。
     本書は、1955年から1970年代前半の「高度成長」という「我々の時代」でもある馴染みある時期を扱っているにもかかわらず、時代がよく見えにくいように思えた。
     「安保」や「長期政権」などの個別の事案については、よく知っている事実を詳細に描いているのだが全体像がよくみえないように思えた。
     これは、本書が全体を鳥瞰する視点がはっきりしないためではないのだろうか。
     要は、「面白くない」のだ。読者の興味をつなぐ切り口がなければ歴史は教科書のような無味乾燥な事実の羅列に終わってしまうのではないだろうか。
     本書は残念な本であると思う。

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プロフィール

大阪大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授

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