日本の近代 10 都市へ

  • 中央公論新社
3.83
  • (5)
  • (0)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 48
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124901108

作品紹介・あらすじ

都市は単なる経済空間ではない。人が住み、文化の成熟する場所だ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 都市の成り立ちについて書いた歴史本です。「観光旅行とはほとんどが都市と建築の見物だが、そのことに気がついている人は意外に少ない」という書き出しから引き込まれます。江戸から東京へ、京から京都へ、大阪の新世界の発端、そして住友ご本家の住吉への引越し時期に見られる高級住宅地・阪神間の成り立ち、こういう観点からの歴史は非常に斬新な切り口でした。住友ご本家があった大阪南の茶臼山は引越し当時は高級住宅地だったようです。今は正直そのようなイメージからは遠いですが)銀座が明治初期の日本都市計画の成功例か失敗例か?著者によれば、住宅の分離という点で失敗ではないか、との意見です。"

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1932年東京都生まれ。東京大学文学部国史科卒。東京大学文学部教授、埼玉大学大学院教授、政策研究大学院大学教授を経て東京大学名誉教授。近代史史料やオーラルヒストリーを編纂・刊行。主な著書に『昭和初期政治史研究』(東京大学出版会)、『岸信介の回想』(共著、文藝春秋)、『日本の近代16 日本の内と外』(中央公論新社、後に中公文庫)、『昭和史をさぐる』(吉川弘文館)、『現代史を語る―内政史研究会談話速記録』シリーズ(監修、現代史料出版)、『歴史と私―史料と歩んだ歴史家の回想』(中公新書)などがある。

「2018年 『寺内正毅宛田中義一書翰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊藤隆の作品

ツイートする