双調 平家物語 1 序の巻 栄花の巻 1

  • 中央公論社 (1998年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784124901214

みんなの感想まとめ

物語は、祇園精舎を起点に中国の四大悪人を引き合いに出しながら、平家の権力とその背後にある人間関係を深く掘り下げていきます。特に清盛の悪人像についての考察は、時代背景や権力の歪みを考える上での重要な視点...

感想・レビュー・書評

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  • 祇園精舎に登場の中国四大悪人「秦の趙高・漢の王莽、梁の周伊・唐の安禄山」から始まり→蘇我入鹿に入ってすぐ二巻へ続く。

    清盛は本当に悪人なのかという疑問を紐解くにあたり、中国の四人はどういう種類の悪人か、何を悪とするのかの基準軸がずれていたらすべてが崩れる。平家物語が、そのつながりを隠そうとする摂関家が日本の最大の歪みかもしれない、それゆえ中国から紐解いた。
    そのことがこってりと書かれている「双調平家物語ノート権力の日本人」に読む気が倍増した。

    物々しく始まる。

  • 史思明のくだりは切なすぎて目が霞んでしまう゚(゚´Д`゚)゚

  • 久方ぶりに、再読。面白かった。

    オリジナルの平家物語には書いてないだろうことも書いてあるのだが、それが面白い。

    2巻が楽しみ。

  • 図書館
    読書会年間課題図書
    (10.01.13)

    いきなり中国から入ってめげそうになった。
    でも面白くてあっという間に読めた。
    逆臣とされている人たちは、本当に悪者なのか?

    ここから始めて、平家物語にどうつながっていくのか、楽しみでしかたない。
    (10.01.19)

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著者プロフィール

橋本 治(はしもと・おさむ):1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。2019年逝去。

「2026年 『「わからない」という方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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