双調 平家物語 2 栄花の巻 1 承前

  • 中央公論社 (1999年1月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (308ページ) / ISBN・EAN: 9784124901221

みんなの感想まとめ

歴史の流れを巧みに描いた本作は、天皇家や葛城、大伴、物部氏の関係性を通じて、暴力と権力が交錯する時代を鮮やかに表現しています。特に、蝦夷の視点から語られる物語は、暴力の世の中でも人々が抱える思いや、心...

感想・レビュー・書評

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  • 天皇家と葛城→大伴→物部氏の流れが◎
    橿原考古学が、葛城円の居館蹟か!と2005年に騒いでいたことを今になって「すごいことだ」と実感した。実話だったのだ。
    力=暴力の時代は天皇家も乱暴者が勝ち残るという…。

    蝦夷が馬子から聞く話、蝦夷が入鹿を見る目が穏やかで優しい。暴力の世でもみなが進んで参加していたわけではなかった。
    最後の方に鎌足がのそっと登場。孝徳天皇と近しくなったのも時代の偶然。大化の改新へのこんなに丁寧な心理描写も新鮮だった。大伴も蘇我も、スタートアップ時は革新的だったのに、時代とともに古くなる。

  • 大化改新前後の話…
    で全然平家物語ではないなw

    蘇我蝦夷メイン

  • 蘇我氏の話。

    どうしても山岸涼子先生の日出処の天子が思い出され、馬子、蝦夷、泊瀬部王子、推古天皇のキャラを思い浮かべながら読んでしまいました。うーん、違和感なし。

    残念ながら、厩戸皇子は、ほぼ出番なし。

    それにしても、平氏は遠し。

  • 図書館。
    読書会年間課題図書。

    大化の改新まで。平家はまだまだ遠い。
    蘇我親子の最期にはちょっとほろり。
    (10.01.26)

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著者プロフィール

橋本 治(はしもと・おさむ):1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルの垣根を越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』『巡礼』『リア家の人々』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』『思いつきで世界は進む』他多数。2019年、逝去。

「2026年 『「わからない」という方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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