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Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ) / ISBN・EAN: 9784124901658
みんなの感想まとめ
神話の世界をマンガで楽しむことができる本作は、ギリシャ神話の多様な物語を魅力的に描き出しています。特に、神々の人間くさい一面や、彼らの荒唐無稽な行動がユーモラスに表現されており、読者は思わず笑ってしま...
感想・レビュー・書評
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ガイア(大地)が自ら産み出したウラノス(天空)と交わり、ティタン(巨人)神族を12神産み出した。そしてその次に産んだのは、一つ目の巨人キュクロプスたちと頭が50、手が百本あるヘカトンケイルたち。ウラノスは父親なのに醜いキュクロプスやヘカトンケイルたちを地の底に閉じ込めてしまった。
ウラノスの行為に怒ったガイアはティタン神族の子供たちに父であるウラノスを殺すように命じるが、父親を殺すことなどできない。そこで、ただ一人「父親であっても許せません。」と実行したのが、末っ子のクロノス。大きな鎌でウラノスをザクッ!神様だから死ななかったみたいですが、性器が切り落とされて海に落ち、波にもまれ、泡になり、その泡から美の女神アプロディテが産まれた。エェーッ!
ウラノスを倒したクロノスは地中に閉じ込められたキュクロプスたちを結局助け出さずに、ウラノスに変わり支配者として君臨した。けれど、常に怯えていた。いつか、かつての自分と同じように自分の子供が自分を裏切る日が来ると。だから、子供が産まれるたびに、すぐに呑み込んでしまった。産んでも産んでも子供を夫に呑み込まれてしまう可哀想な妻のレアは一人だけ呑み込まれないように隠して育てた。それがゼウス。
そして、またゼウスがクロノスを追い落とし、先に呑み込まれていた兄や姉たちも助け出す。
そういうわけで、今度はゼウスが君臨するわけだけど、やっぱりゼウスも自分の子供を怖れていて、今度はなんと産ませないように、身籠った奥さんのメティスを呑み込んでしまった。
息子は父親を裏切るという運命はグルグルと続いてしまうわけです。
ある日、ゼウスは頭が凄く痛くなって、ヘパイストスに頭を斧でパッカーンと割ってもらったら、中から知恵と戦いの神、アテナが出てきた。子を産む前に呑み込んだメティスから産まれて育っていたのです。
ゼウス一族はティタン神族との戦いに勝ったから、天と地の支配者になったそうです。そしてその時にクロノスたちティタン神族は地の底の闇の世界に閉じ込められ、クロノス派のアトラスは地の果てで、天空が落ちてこないよう支え続けるという罰が与えられたそうです。
で、私達人間は、プロメテウスという神様が水と土で粘度細工みたいに作り出して、ゼウス様が命を吹き込んだものらしいです。
今、キリスト教などで「全能の神」と言われているゼウスを含め、神々の世界に道徳心なんかなかったんだな。欲望の固まり。人間らしさ剥き出し。
けれど、ゼウスが人間から“火”を取り上げたとき、こっそり人間に火を渡してくれたプロメテウスは、ゼウスの怒りを買い、磔になり、3万年間、毎夕、大鷲に肝臓をついばまれるという罰を受けました(肝臓は再生されるから死なずに苦しむのです)。キリストみたいな神。
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今までマンガではない書籍で数度チャレンジをして挫折を繰り返し、マンガならいけるかも、とトライし成功。
出て来る神々の多さと話のバラバラ加減に面倒くさくなっていたのだが、こちらの作品はそれらを上手く統合してくれているので助かった。
日常生活で頻繁に出て来る固有名詞、逸話。それらの由来が分かり私のテンションはマックス。
神々がとても人間くさいところ、ダメなところに親近感。現在においても教訓となり得る逸話が多い。昔から人間てどうしようもなかったのか。
神が都合が悪くなると、正確には自分を裏切るのではないかと疑心暗鬼になり、だが、他の神を飲み込んだ時にはどうしようかと思った。なんという荒唐無稽な、いや、さすが超人たる所以。絵画作品でその光景を見たことはあったが、改めて、殺すんじゃなくて飲み込むんかい!?とお笑い芸人ばりに突っ込みを入れてしまった。面白い。そして後からまた口の中から出て来る。生きてたんかい!?と更に突っ込む。面白い。これは古代の人々はどう捉えていたのだろう。思わず笑ってしまわなかっただろうか、と想像してしまう。そういえば、お笑い芸人「モンスターエンジン」のコント、「神々の遊び」というのがあったっけな。あれも相当面白かったけど、作者もギリシャ神話を読んだのだろうか。
また、パンドラの壺の件。すごく素敵な話。沢山悪いことがあるけれど、希望がある、という事を思い出してください、と語りかける。また里中満智子先生の絵も素敵なんだな。
にしても!パンドラの壺を開けるのも、食べることを禁じられたリンゴを食べるのも女。どういうこと!?きっと作者は男でしょう。ついでに日本のブルマーを考案、採用したのも男に違いない。男もあれ履いてみて欲しい。どんな気持ちがするのか実感して欲しい。
…脱線しましたが、第一巻でこれだけ内容がてんこ盛りなら第二巻以降もきっと内容充実に違いない。今から大変楽しみです。
巻末にギリシャ神話についてもっと知りたい人への書籍紹介があった。トライしてみたい。 -
同じ人物が繰り返し登場するので、一気に読むに限る。
時々前にもどって確認できるので、漫画はほんとうに便利。
そうそう。この本が出たあとに、冥王星が太陽系惑星じゃなくなったんですよね。
科学が変わることで歴史や神話にも影響がでる。
この本でもっとも興味をもったのはプロメテウスです。好みでもあります。
ギリシャ神話はめちゃくちゃ想像の世界であるのに、「毎日大鷲に肝臓をついばまれる」という表現だけが妙にリアル。
里中さんは「肝臓は再生能力をもっているということが古代ギリシャの医学でわかっていたのでは?」と考えるそうです。
私が考えたのはhttp://www.nttdata-getronics.co.jp/profile/spazio/spazio65/koike.htm
國學院大學教授の小池寿子さんによるものを、引用します。
>理性は、肝臓の苦みを利用して、腹腔に宿る人間の本能的で獣的な欲望を威嚇して統制し、またその甘みを利用して、正常な状態に保つ働きを有するのである。 そして前者の場合には、肝臓は萎縮し、変形し、後者の場合には健全な形状となる。たとえば暴飲暴食など不摂生から生じる生活習慣病も、理性を働かせて慎め ば改善されるわけだ。
プロメテウスは「あらかじめ考える者」だから、哲学的な意味で「肝臓」なんだと思います。 -
里中満智子さんがギリシア神話をマンガ化したシリーズの第1巻。
サブタイトルは「至高神ゼウス」でした。
旧約聖書とローマとギリシアの神話がゴチャゴチャになっているので、これで整理しようと思います。
けっこう日本の神話も含めてかぶる話があるんだね。
末子相続的な話とか、洪水とか…ね。
しかし、ゼウスさんを筆頭とするオリンポスの神々は、かなりの恋愛至上主義で人間くさい感じがするなぁ…。
至高神って言われても、ゼウスさんのどこが至高なのかは全然わかりませんでした。
女性に超~積極的ってことだけは、よくわかりました。 -
神々の多彩さといい加減さが面白い
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神が飲み込んだわが子や嫁って、腹の中ワールドで育ってた。プロメテウスが肝臓ばかり食べられてたけど、再生すること知ってたの??洪水エピソードも、人間リセット目的っ。地層研究しておられる方が、地球水浸しの話してたけど。神話になる程なら、そんなに昔じゃなかったってことなのか?
里中さんの表現力いい!!
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<THE GREEK MYTHS>
カバーイラスト/加納正朗
カバーイラスト:アッティカ式クラテルに描かれた『アクタイオンを殺すアルテミス』(紀元前5世紀頃·ボストン美術館蔵)より、アルテミス像の模写。
装幀/こやまたかこ -
ギリシャ神話は関係性が分かりにくいので漫画にしてくれて良かった。
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高尚なレディコミ。
「天地創造を成す全知全能の神にとっても、愛は永遠でない」ということ。
行為としての愛、結果としての死が延々と繰り返されてゆくだけで
ま〜〜〜 しょうもない神ばっかり。
愛だの恋だのセックスだの、天上の悦びも案外そんなもん。
ラブ・ホリック。僕らは僕らで、海でも眺めて暮らそうぜ。 -
ギリシア神話の基礎をマンガで分かりやすく学べた!\(^o^)/
ギリシア神話は、きちんと順序立てたストーリーが組み立てられていない。
各地でそれぞれ少し内容が違っている場合があるので、神話や伝説がてんでんバラバラに存在していた。
古代作家達も自分の解釈で書き残していた。
最初は世界はカオス混沌だった。
暗黒界~エロス愛~ヘメラ昼~ガイア大地~ウラノス天空~山々、ポントス海を生み出した。
大地と海の出会うところに生命が生まれた。水と大地で生命ができると思い、泥のお団子みたいに土と水から作り出したものが、『人間』だった。
★ティタン神族
天空と大地が交わって生まれた十二神。
英語読み→タイタン。巨人。大事業の意味がある。
タイタニック号の名もタイタンにちなんで、つけられた。
アメリカで作った大陸間弾道弾も『タイタン』だった。
正式の結婚を引きかえに体をゆるし、妃におさまった女性 ヘラ。
英語では、『ジュノー』
6月は、Juneジューン。
ジューンブライド、『6月の花嫁をは幸せになれる、、』という意味が広まった。
★大自然=神
旧約聖書の『ノアの箱舟』と同じ。
争いや恨みなど、人間たちはせっかくの知恵を闘いに、使ってしまう。
これを清めるため、逆らうことのできない大自然の力こそが神そのものだという事実を思い知らせるため、大洪水を起こす!
丘の上で箱舟を作っていた、人間2人だけが生き残ったとさ。
★古事記=日本神話
イザナギの命。イザナミの命が結ばれる。
最高神 『天照大御神』女性は、天と地をおさめる。高天原タカマガハラにいる。
スサノヲのミコト 『海』を支配。
月読命ツクヨミのミコト
『根の国 冥界、死者の国』
ギリシア神話と違うところは、最高神が女性てまあること。 -
里中満智子/著
ヨーロッパ文明の一つの原点となるギリシア神話全話を大家・里中満智子が流麗なタッチでコミック化。 -
ギリシア神話をかなり忠実に再現している漫画。
ギリシア神話を読むうえで一番厄介なのが人物関係である。特に登場人物の婚姻関係・親子関係は非常に複雑で、読んでいる最中に混乱することもしばしばある。
しかし、この漫画だと1話ごとにその回に出てくる登場人物の家系図が載せてあるので安心して読むことができる。
ギリシア神話初心者におすすめな1冊である。 -
図書館の本
この前実家の図書館から借りてきたもの。
クラッシック音楽を勉強するものとしてはギリシャ神話は基礎知識。
だけどどれをどう読んだものかと思っていたんです。
義妹とふらっと立ち寄った図書館で里中満智子がオペラを漫画にしているのをみつけ、ふと隣を見るとこのギリシャ神話でした。
これなら読めるかなぁと1.2巻借りてきました。
やっぱり人間関係が面倒。あ、神関係っていうの???
最初7人とかのうちはかわいいもんだけど
兄弟で子供作ったりするからだんだん訳わからなくなってくる。
このシリーズじゃなくてもギリシャ神話はどれか手元に置かないと覚えきらない予感がしています。 -
小学生のときはやりました。
ちょくちょく出てくるエッチなシーンに興味津々だったのです^^ -
神々の絶倫ぶりに驚いた。
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ヨーロッパ文明の一つの原点となるギリシア神話全話を大家・里中満智子がコミック化。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
里中満智子の作品
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