マンガ ギリシア神話〈1〉神々と世界の誕生

著者 :
  • 中央公論新社 (1999年11月発売)
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124901658

感想・レビュー・書評

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  • 同じ人物が繰り返し登場するので、一気に読むに限る。
    時々前にもどって確認できるので、漫画はほんとうに便利。

    そうそう。この本が出たあとに、冥王星が太陽系惑星じゃなくなったんですよね。
    科学が変わることで歴史や神話にも影響がでる。

    この本でもっとも興味をもったのはプロメテウスです。好みでもあります。
    ギリシャ神話はめちゃくちゃ想像の世界であるのに、「毎日大鷲に肝臓をついばまれる」という表現だけが妙にリアル。

    里中さんは「肝臓は再生能力をもっているということが古代ギリシャの医学でわかっていたのでは?」と考えるそうです。

    私が考えたのはhttp://www.nttdata-getronics.co.jp/profile/spazio/spazio65/koike.htm
    國學院大學教授の小池寿子さんによるものを、引用します。

    >理性は、肝臓の苦みを利用して、腹腔に宿る人間の本能的で獣的な欲望を威嚇して統制し、またその甘みを利用して、正常な状態に保つ働きを有するのである。 そして前者の場合には、肝臓は萎縮し、変形し、後者の場合には健全な形状となる。たとえば暴飲暴食など不摂生から生じる生活習慣病も、理性を働かせて慎め ば改善されるわけだ。

    プロメテウスは「あらかじめ考える者」だから、哲学的な意味で「肝臓」なんだと思います。

  • 高尚なレディコミ。
    「天地創造を成す全知全能の神にとっても、愛は永遠でない」ということ。
    行為としての愛、結果としての死が延々と繰り返されてゆくだけで
    ま〜〜〜 しょうもない神ばっかり。
    愛だの恋だのセックスだの、天上の悦びも案外そんなもん。
    ラブ・ホリック。僕らは僕らで、海でも眺めて暮らそうぜ。

  • 里中満智子さんがギリシア神話をマンガ化したシリーズの第1巻。
    サブタイトルは「至高神ゼウス」でした。

    旧約聖書とローマとギリシアの神話がゴチャゴチャになっているので、これで整理しようと思います。

    けっこう日本の神話も含めてかぶる話があるんだね。
    末子相続的な話とか、洪水とか…ね。

    しかし、ゼウスさんを筆頭とするオリンポスの神々は、かなりの恋愛至上主義で人間くさい感じがするなぁ…。

    至高神って言われても、ゼウスさんのどこが至高なのかは全然わかりませんでした。
    女性に超~積極的ってことだけは、よくわかりました。

  • ギリシア神話の基礎をマンガで分かりやすく学べた!\(^o^)/

    ギリシア神話は、きちんと順序立てたストーリーが組み立てられていない。
    各地でそれぞれ少し内容が違っている場合があるので、神話や伝説がてんでんバラバラに存在していた。
    古代作家達も自分の解釈で書き残していた。
    最初は世界はカオス混沌だった。
    暗黒界~エロス愛~ヘメラ昼~ガイア大地~ウラノス天空~山々、ポントス海を生み出した。

    大地と海の出会うところに生命が生まれた。水と大地で生命ができると思い、泥のお団子みたいに土と水から作り出したものが、『人間』だった。

    ★ティタン神族
    天空と大地が交わって生まれた十二神。
    英語読み→タイタン。巨人。大事業の意味がある。
    タイタニック号の名もタイタンにちなんで、つけられた。
    アメリカで作った大陸間弾道弾も『タイタン』だった。

    正式の結婚を引きかえに体をゆるし、妃におさまった女性 ヘラ。
    英語では、『ジュノー』
    6月は、Juneジューン。
    ジューンブライド、『6月の花嫁をは幸せになれる、、』という意味が広まった。

    ★大自然=神
    旧約聖書の『ノアの箱舟』と同じ。

    争いや恨みなど、人間たちはせっかくの知恵を闘いに、使ってしまう。
    これを清めるため、逆らうことのできない大自然の力こそが神そのものだという事実を思い知らせるため、大洪水を起こす!
    丘の上で箱舟を作っていた、人間2人だけが生き残ったとさ。

    ★古事記=日本神話
    イザナギの命。イザナミの命が結ばれる。
    最高神 『天照大御神』女性は、天と地をおさめる。高天原タカマガハラにいる。
    スサノヲのミコト 『海』を支配。
    月読命ツクヨミのミコト
    『根の国 冥界、死者の国』
    ギリシア神話と違うところは、最高神が女性てまあること。

  • 里中満智子/著
    ヨーロッパ文明の一つの原点となるギリシア神話全話を大家・里中満智子が流麗なタッチでコミック化。

  • ギリシア神話をかなり忠実に再現している漫画。

    ギリシア神話を読むうえで一番厄介なのが人物関係である。特に登場人物の婚姻関係・親子関係は非常に複雑で、読んでいる最中に混乱することもしばしばある。
    しかし、この漫画だと1話ごとにその回に出てくる登場人物の家系図が載せてあるので安心して読むことができる。

    ギリシア神話初心者におすすめな1冊である。

  • 図書館の本

    この前実家の図書館から借りてきたもの。

    クラッシック音楽を勉強するものとしてはギリシャ神話は基礎知識。
    だけどどれをどう読んだものかと思っていたんです。
    義妹とふらっと立ち寄った図書館で里中満智子がオペラを漫画にしているのをみつけ、ふと隣を見るとこのギリシャ神話でした。
    これなら読めるかなぁと1.2巻借りてきました。

    やっぱり人間関係が面倒。あ、神関係っていうの???
    最初7人とかのうちはかわいいもんだけど
    兄弟で子供作ったりするからだんだん訳わからなくなってくる。
    このシリーズじゃなくてもギリシャ神話はどれか手元に置かないと覚えきらない予感がしています。

  • 小学生のときはやりました。
    ちょくちょく出てくるエッチなシーンに興味津々だったのです^^

  • 神々の絶倫ぶりに驚いた。

  • ヨーロッパ文明の一つの原点となるギリシア神話全話を大家・里中満智子がコミック化。

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著者プロフィール

里中 満智子(さとなか まちこ)
1948年、大阪市生まれの漫画家。大阪芸術大学教授。
1964年に第1回講談社新人漫画賞を受賞、16歳でデビュー。そのため、大阪市立桜宮高等学校を中退する。
日本書紀からギリシャ神話まで、スケールの大きな物語を数多く手掛け、漫画や文化の普及に向け多くの活動に関わっている。
代表作として『天上の虹』『海のオーロラ』『アリエスの乙女たち』『あすなろ坂』ほか多数。1972年『あした輝く、姫が行く』で講談社出版文化賞、1982年『狩人の星座』で第6回講談社漫画賞、2006年に日本漫画家協会賞文部科学大臣賞をそれぞれ受賞した。

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