放浪の戦士―デルフィニア戦記〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)

著者 :
制作 : 沖 麻実也 
  • 中央公論社
4.11
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  • (1)
本棚登録 : 1009
レビュー : 119
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125002606

作品紹介・あらすじ

刺客に追われる漂泊の戦士ウォルと異世界からの迷子リィ。剣戟のさなか孤独な二人の戦士の偶然の出逢いが、デルフィニア王国の未来を、アベルドルン大陸の運命を大きくかえていく。やがて『獅子王』と『姫将軍』と呼ばれることになる二人の冒険譚はここからはじまる。

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず、第一レビューはコレ。
    「デル戦」と略される「デルフィニア戦記」

    この本はファンタジー好きなら読んでおくべきだと思ってます。
    女の子ウケするというよりも、オッサン受け・・・?
    今まで回りで読んでるひとはいないのだけど、電車のなかで読んでいるオジ様を2回見かけた事があります。

    ノベルスだと挿絵があるけれど、挿絵のない小説版もあるので抵抗ある人も大丈夫。個人的に沖さんの絵は見といてほしいものなのだけど。



    簡単なあらすじというか、入りだけでも説明すると・・・

    本当は男の子なのに、目を覚ますと異世界にいて、しかも少女の身体になっていた。するとそこへ傭兵が何人かの男に囲まれて戦っているところに出くわす。
    その傭兵に助太刀をするのだがなんとその傭兵は実は・・・・


    と入りだけでいうと、結構ありきたりなような感じなんだが、
    ロマンスはハッキリ言っちゃうとナイ。そういうものがメインの本ではないです。
    政略、戦闘、魔法・・・・やっぱし重きを置いてるのは政略かな。
    舞台が中世ヨーロッパのような世界なので、戦いも原始的。
    その中でいかに動くか。でも、堅苦しいというわけでもなく、サクサクと読める。戦争シーンはワクワクというよりも、興奮しすぎてゾクゾクする。

    登場人物がそれぞれ魅力的で、ラノベほど浅くもなく判り易くもない作り。
    話が進んでいくたびにしっかりと愛着がもてて、皆で楽しそうにしているときは読んでいるほうもニマニマしてしまいます。


    とにかく言いたいのは、
    しっかりと作りこまれた世界観があるので、どっぷりとハマれます。
    さらにシリーズを変えて続いているので、腰をすえて長編に挑みたい人にはオススメ。

    デルフィニア戦記⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ
    と進めます。


    また、他で連載していたデル戦の元と言われる「王女グリンダ」は、またところどころ違うところがあるので、シリーズを制覇した人は呼んでおくとまたいいかと。



    漫画・小説など関係なく全ての本の中で、私の一番好きな本です。

  • 受験生のころ、毎日のように塾の前に本屋で時間をつぶしていたのだけど、そのころ出会ってしまったシリーズ。
    もう完結していたので、毎日1冊ずつ買っていくのが楽しみで、最終巻を読み終えたときは寂しさでいっぱいになりました。

  • デル戦、好き。話の展開もだけど、人物の生き方、考え方が好き。こういうふうに考えるようになりたいって思う。

  • 今まで読んだ中で1,2を争うほど面白いが、これはまだ序章という感じなので「それほど面白くはない」と思った方も、もう二、三冊読んでもらいたい。
    そのくらい価値のある本です。
    ただし、テスト期間中や仕事が忙しい方は時間のあるときでないとハマった時が大変です。

  • 何年?何十年?ぶりに一気読みした。
    面白かったけど、初読のような興奮はなかったなー。何度目かってのもあるけど、なんか登場人物の出来すぎさがにどこか白ける部分が……としとったからかなー

  • 国を追われた妾筋の国王とどこか異世界から現れたらしい少女が王座を奪還するまでの話。
    読んでいると国王の男の年齢がよくわからなくなりますが、あれでまだ24歳だとはとても思えない。老成した感じなのですが、まあそれも国王になる器と思えば。
    少女も自分の国では二言目には化け物と言われた身体能力の持ち主。しかも少し前までは男だったという性別すらも変わってしまったという。しかも見た目は金髪緑目の超美少女。
    面白いコンビで話が進み、複雑な国状況にもかかわらずかなり読みやすかったです。
    こういう国の戦記物は好きです。

  • 今度舞台見に行く予定なので読み出した。
    最初は設定にグインぽいなー!とか思ったんだけど。しかしいわゆるラノベ読むのが久しぶり〜!ということに読み出して思い当たりました(笑)なんだろな、文体とかさくさく読めるところがラノベ…?
    正直前半は面白く読んでたんだけど、後半はちょっと安易過ぎない?(^_^;)と若干引き気味。
    まあ最初なので、続いたら落ち着くのかなー?てことで、一応読み進むつもり。

  • 中学生の時に読んでたものを読み返し中。
    リィと王様のかけあいが好き。

  • 後輩が貸してくれた本。
    読んだことがあったような気がしたけど、記録が見当たらなかった。
    250ページ中200ページ辺りでようやく気付く。やっぱり読んでる、この本。
    もう一度読書記録を調べてみたら、ちゃんとシリーズ18巻読んでました。

    男は強靭な体と卓越した剣の使い手。
    少女は華奢な体つきで輝くばかりの美貌の持ち主。
    何者かに追われる男を守っていたのは少女の方だった。

    人間業とは思えない身のこなしの軽やかさ。
    馬より速く走り、大男を軽々抱え上げ、星明りだけで足場の悪い山道を駆け抜ける。
    規格外の少女リィは、この世界の常識には欠けるが、実は論理的でもあるのである。

    乗っ取られた王国を奪い返すために、ふたりは動き始める。

    すっかり忘れていてなんだけど、面白い、これ。
    文章が読みやすいし、キャラクターも魅力的。
    設定は意表をついているけれど、論理的に物語が進むのでストレスなく読み進められる。

    以前に読んだことがあるのは思い出したけど、ストーリーをすっかり忘れているので、続きが非常に楽しみです。
    記憶力になんがあって良かった!←負け惜しみではない

  • 刺客に追われる戦士を助けたのは、謎の美少女。
    この世界の人間ではないと言う彼女は、外見からは想像もできない強さと頭脳を持ち、心強い味方となる。


    可愛くて、か弱そうに見えて実は強い。
    こういうキャラ好きです。
    口も達者で、彼女の言動が爽快。

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著者プロフィール

茅田 砂胡(かやた すなこ)
小説家、ライトノベル作家。
1992年に『デルフィニアの姫将軍』でデビュー。
『スカーレット・ウィザード』で、第1回(2001年度)センス・オブ・ジェンダー賞大賞受賞。
代表作に、『デルフィニア戦記』『スカーレット・ウィザード』『クラッシュ・ブレイズ』『祝もものき事務所』の各シリーズ。2013年にデビュー20周年を記念した『茅田砂胡 全仕事 1993-2013』が刊行された。同作の「紅蓮の夢」がきっかけで、「茅田先生の作品を、世界観を、幅広く知っていただくこと。茅田作品をもっともっと好きになっていただくこと」を目的に、「茅田砂胡プロジェクト」が結成。

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