空漠の玉座―デルフィニア戦記〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)
- 中央公論新社 (1994年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125002897
作品紹介・あらすじ
ついに、ここまできた-流浪の国王ウォルとリィの率いる軍は王都コーラルの目前に迫る。だが、救い出すべき父はすでに亡く、王座奪還の目算も潰えた。欲しいのはただ父の敵の首ひとつ。同胞相討つ内乱を避けるためわずかな供を連れ城に乗りこむ。ウォルの運命、そしてデルフィニアを巡る争乱の行方は。
感想・レビュー・書評
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ついに、ここまできたーー。流浪の国王ウォルとリィの率いる軍は王都コーラルの目前に迫る。だが、救い出すべき父はすでに亡く、王座奪還の目算も潰えた。欲しいのはただ父の敵の首ひとつ。同胞相討つ内乱を避けるためわずかな供を連れ城に乗りこむ。ウォルの運命、そしてデルフィニアを巡る争乱の行方は?
(1994年)
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1〜11
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[江東区図書館]
デルフィニア戦記4巻。
読んだのは遠い昔。デルフィニアで知った作者、続けてスカーレット・ウィザードも読んだはず。図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしまった。
好きと言いつつ記憶力のない自分に感謝。
大分ストーリーやラストの記憶が欠けていたスカーレットと違って、流石に何回も読み返したこちらのシリーズは割と細かいところまで覚えている、というか読んでもそうそう、と思い出せた。
★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記
★桐原家~、もものき~ -
コーラル奪還完結編
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デルフィニア戦記4。
コーラル奪回へ向け最後の戦へ。
そんなの戦いの最中、誰もが驚く真実が明かされる。
父の仇を討つことだけを考えるウォルを否定しなかったリィの存在は、戦力としてだけじゃなくとても大きくて。
彼女の言葉に考えさせられる場面が多々ありました。
第二部も楽しみ。 -
王座奪還編、完結!タイトルは「岸壁の母」でも良かった気がするな。それくらい、カリンの働きは重要だった。ウォルも王様になったし、次巻からはどうなるんだろう。
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ウォルの出生のあれこれを語る女官長カレンのゆるぎなき信念に感動した.全て,収まるべきところに収まったが,魅力溢れる人物が多く,これからの展開も楽しみである.