憂愁の妃将軍 デルフィニア戦記 10 (C★NOVELSファンタジア)

  • 中央公論社 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (238ページ) / ISBN・EAN: 9784125004174

みんなの感想まとめ

物語は、戦闘シーンでの妃将軍の圧倒的な存在感や、囚われの王子ウォルの過酷な運命を描きながら、奇跡の救出劇へと繋がります。タウ西部の人々がウォルの救出に対して抱いていた懐疑心が、国王の帰還によって一変し...

感想・レビュー・書評

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  • 妃将軍の搭乗は後半だけだが戦闘シーンでのこの妃陛下の存在感は別格です。

  • 囚われたウォル。
    捕虜と言えど国王級であれば、相応の扱いを受けるという古今の法。
    それが、生物に対する残虐性だけが服を着たような悪癖を持つ隣国パラストの王弟に捕えられていたため、ウォルはすさまじいまでの拷問を受けていた。

    奇跡の救出劇。
    タウ西部の人たちは最初、イヴンがウォルを助けに行くことに難色を示していたのに、なぜ国王が救出された瞬間、タウの軍勢はパラストへ攻め込めたのか。
    私の読解力が足りないのかな。
    また近いうちに再読しよう。

    ひとまず両大国を相手に、有利な和睦協定を結ぶところまで持ち直したデルフィニア。
    リィの意気消沈の理由。
    それを紛らわせられるのは、ウォルだけだという。
    命を保つために薬を用いたウォルに、激昂するリィの対峙シーンで次巻へ。
    どう転ぶのか、全く見当がつかない。

  • 徒党を組んで反旗を翻したグラハム卿ら西部領主との決戦に国王ウォルの軍は大敗を喫した。頼みのラモナ騎士団は壊滅しウォルは囚われの身に……。さらにパラスト・タンガの二国はこの機に乗じて同盟を結び虎視眈々とタウ山脈の金銀鉱を狙う。内憂外患デルフィニアの危地に姿を消した王妃リイの真意は。
    (1996年)
    —- 目次 —-
    1〜13
    あとがき

  • この世界に
    来る前ならば
    どんな姿をしていても
    騙させることなんてなかった
    どんな姿をしていても
    あいつの事を間違えるなんてなかった
    あいつは
    俺だからこそ
    こんな事で騙されるなんて
    俺は
    俺を許せない
    まさか俺がそんな自分になって
    しまうとは
    考えている
    考えてしまっている
    考えないように
    すればするほど
    考えてしまう
    何日経ったか
    何時間たったか
    それすらわからないくらい、
    いつの間にか
    じっと
    考えている
    今なんでここにいるのか
    本来いるべき場所は
    ここじゃない気持ちになってしまう
    こいつのそばにいるのが
    嫌なわけじゃないけど、
    あいつがいないことは
    忘れようとしても
    忘れない
    忘れてはいない
    何ができるのか

  • [江東区図書館]

    デルフィニア戦記10巻。
    読んだのは遠い昔。デルフィニアで知った作者、続けてスカーレット・ウィザードも読んだはず。図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしまった。

    好きと言いつつ記憶力のない自分に感謝。
    大分ストーリーやラストの記憶が欠けていたスカーレットと違って、流石に何回も読み返したこちらのシリーズは割と細かいところまで覚えている、というか読んでもそうそう、と思い出せた。

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~

  • デルフィニア戦記十冊目。
    前巻で隣国パラストに捕らわれの身になった国王でしたが、そりゃもちろん待っているのは拷問。嗜虐趣味のパラストの国王の弟が金鉱のありかを白状しろと、これでもかと屈強な体を持つウォルを責める。そりゃもう反吐が出るほどに見事です。
    最後は救われるんだろうと思いつつ、それでもじりじりと救出までの動きにハラハラした巻でした。

  • 「憂愁の妃将軍」というタイトルなのに、リィは後半になるまでほとんど姿を現さない。
    囚われたウォルを助け出すため、単身姿を消したまま。

    ナシアスは汚名を被ることもいとわず敵地の中に裏切り者として潜入し、それを十分理解したうえで、大声でナシアスをののしるバルロ。
    こういう、阿吽の呼吸の連係プレイがいいんだよね。

    少しずつ、リィの、本来所属するべき世界が見えてくる。
    それは本物ではなく、この世界からリィを追い出すために作られたまがい物の世界だとしても。

    で、せっかく助け出したウォルを、リィが殺しに行く(?)ところで次巻に続く。

  • デルフィニア戦記10

    隣国パラストとの戦いに敗れ、捕虜となった国王。
    裏切り、寝返り、共謀、陰謀。
    いろいろなものが渦巻く中、王妃は単独で国王を助けに向かう。


    今までどんなピンチも二人で覆してきましたが、ここまでのピンチはなかったのではと思うほど。
    人の心は綺麗でもあり醜くもある。
    受け入れがたい場面の多い巻でした。

  •  グラハム卿らに反旗を翻されたデルフィニア。
     そして、国王は囚われの身となり、タンガ、パラストの両国から一気に攻め立てられる。
     そして、和睦を求められるが、それには少し不可解な点もあり……

     一方、単身、王を救いに行く、と陣を飛び出たリィはウィルを探すけれど、偽の情報に振り回される。
     あちこちを回り、ようやくウィルのいるところに辿りついたけれど、既に処刑直前で、まさにウィルはまさに獅子に食われようとしてたところだった。

     そこを何とか救い出し、無事に勝利を収めたデルフィニアだったが、戻ってきてからリィの様子がおかしい……

     という話でした。
     リィのバックグラウンドが見え隠れしてきて。
     これはいよいよ本気で、この本はラブロマンスじゃなかったんだ、と思いました。
     個人的には、リィとウィルの組み合わせ、本当に好きなんだけどなあ……と思ったんですが、こればっかりはしょうがない。
     リィには戻ってほしくないと思っていますが、仕方がないですね。

  • リィ、待ってましたー!!今回は、リィの相棒のシーンも。「エディ」「ルーファ」と呼び合うふたりはいつ会えるのか。でも、その時はウォルとの別れの時でもあるんだろうな。最後、ドラキュラ…!?獅子を前にした以上の、ウォル最大のピンチ!?

  • 捕らわれたウォル,やっと救い出したが、その奸計の大元はリィをこの世界から遠ざけようと妖術師たちがはかったものだった.見え隠れするリィの元いた世界.とても気になる.

  • 20160618 読了

  • ナシアスは王を救出するために味方を欺いく。
    リィはウォルを助けに単身で処刑場に向かう。

  • ウォル、囚われの身に。でもリィがなんとかする。
    闘技場の獅子を観客席にブン投げたのには笑った。

  • 読了。

  • もう何度目か判らない再読中。

    好きなシーン…ウォルの救出からバルロたちが合流するまで。最高!

  • 憂愁の妃将軍読了。またしても壮大な戦記、もうちょっと王様の苦難にスポットをしぼったバージョンでした。逆転の快進撃の爽快感はやはりお見事。と思っていたらまさかまさかのオチー!こわー!次読みたいけど寝なきゃー!気になるよー!!

  • 図書館で借りた本。

    本気でリィが怒ったぞ。ウォルを相手に。怖いぞぉ。
    次の巻が楽しみぢゃ。

  • パラストにとらわれたウォル(情けないぞウォル)。
    デルフィニア外交部門必死の防戦と、それぞれの戦い。

    (2004年03月31日読了)

  • 「憂愁の妃将軍 デルフィニア戦記10」茅田砂胡
    大長編ファンタジーシリーズ。
    @電子書籍 18 冊目。

    国王の救出劇に、リィの出自の秘密に、手に汗握る展開です。
    闘技場でのリィの剣のシーンなんかファンタジー色がどんどん出てきて、ここまで話が進んでなおこれでもかという色づけかと!(5)

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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