ルームメイト (C・NOVELS)

著者 :
  • 中央公論社
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本棚登録 : 104
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125004877

作品紹介・あらすじ

大学へ通うために上京してきた萩尾春海は、京都から来た西村麗子という女性に出会う。お互い下宿を探す苦労を語り合ううち、育ちの良さそうな彼女に心を許した春海は、彼女と部屋をシェアして暮らすことに。お互いを干渉しない約束で始めた生活は、都会的で快適に思えた…。が、そのルームメイトは一ヶ月も経たずに、変貌。化粧も濃くなり、食べ物の好みまでも変わり、スナックでバイトをしているようなのだ。そして遂に失踪-私は彼女の事を何も知らなかったのでは?謎の残るままに、彼女の足跡をたどる春海。すると、彼女が名を変えて、二重、三重生活をしていたという事実が明らかに。呆然とする春海の目前に、既に死体となったルームメイトが。

感想・レビュー・書評

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  • 映画公開に合わせて再読。
    不可思議なルームメイトの謎から始まるミステリ。読んでいると、犯人がたやすく分かってしまいます。ええ、これはあからさますぎでしょ。あまりに簡単だ。
    ……って思った時点で、作者の術中にはまっていたわけですね(苦笑)。
    とにかく作者の術中にはまりこむつもりで読むべし、です。あまりに悪辣なこのラストも大好き♪

  • 大学合格に伴って上京した萩尾春海は、下宿探しの不動産屋で出会った女性と部屋をシェアすることに。真面目で育ちの良さそうな彼女は1ヶ月もすると別人のように変貌してしまう。ついに失踪した彼女を探す春海。見つかった彼女は既に死体で……。メインは多重人格。ダニエル・キイス著「24人のビリー・ミリガン」に想を得ている。作中にも登場する。
    でも多重人格がメインと初期からどどーんと開示してあるために、犯人が予想できてしまう。だから途中の引っ掛けや謎解きが非常に緩慢に感じる。しかしラストシーンのドキドキ感がうまい。
    この作者の作品はこれが初読なのだが、どれもこんな感じだったら読まなくても良いかな。
    私が読んだのは新書版でしたが現在は文庫化されてます。

  • 意外〜

  • “ルームメイト” の二重の意味 (部屋をシェアと身体をシェア) は洒落てる。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/6874510.html

  • 大学へ通うために上京してきた萩尾春海は、京都から来た西村麗子という女性に出会う。お互い下宿を探す苦労を語り合ううち、育ちの良さそうな彼女に心を許した春海は、彼女と部屋をシェアして暮らすことに。お互いを干渉しない約束で始めた生活は、都会的で快適に思えた…。が、そのルームメイトは一ヶ月も経たずに、変貌。化粧も濃くなり、食べ物の好みまでも変わり、スナックでバイトをしているようなのだ。そして遂に失踪―私は彼女の事を何も知らなかったのでは?謎の残るままに、彼女の足跡をたどる春海。すると、彼女が名を変えて、二重、三重生活をしていたという事実が明らかに。呆然とする春海の目前に、既に死体となったルームメイトが。
    (BOOKデータベースより)

    ***

    初めましての作家さん。
    文章がとても読みやすかったです。

    犯人は意外でした。
    思い込みってダメね。
    モノローグ4は、方向は良いけど中身が…何故?って感じ。

  • サイコスリラーとでも言うのだろうか。
    推理小説としては、中盤くらいから犯人やネタがバレてきている割に、犯行の動機が弱く、楽しめなかった。
    文章は上手かった。

  • ルームメートが失踪。

    大学の先輩と彼女を捜すことにしたが、調べれば調べるほどそこには知らなかった彼女の姿が。

    しかも、彼女は殺されてしまった。

    彼女は何者だったのか。


    まさかの犯人。


    モノローグ4はノベライズにしかないのかな???

  • すっかり騙された!
    読みやすくて一気に読めた。

    モノローグ4は怖い、とてもぞっとする。
    でも楽しませて貰った!

  • プロットとしては何度かのどんでん返しを経て真相に辿り着くように作られているが、著者が結構律儀に伏線を張り、次の展開を仄めかしつつ物語を進めて行くので、何度もあっと驚くような物語ではない。それでも、疑惑の矛先を変えながらテンポ良く謎解きを進めて行く展開は読み易く、読後の納得感もそこそこ。

  • 話の中心は多重人格ですが、それを初期に明かしてどうやって話に生かすのかが気になっていました。
    途中でまさかこういう展開かと思ったように流れていきましたが、それで終わればよかったのに最後のあれはちょっと蛇足な感じがしました。
    「ルームメイト」のタイトルはよかったと思います。

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