皇国の守護者 3 (C・NovelsFantasia さ 2-3)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 419
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125005423

作品紹介・あらすじ

北嶺の武勲で少佐に昇進した新城は皇都に蠢く大貴族の政争の駒となって、皇主に奏上する栄誉と引替えに近衛とは名ばかりの弱兵部隊への転属を命じられた。練兵の間もなく決戦の時は来た。湾を埋め尽くす帝国軍の大上陸部隊を、興廃を賭して皇国軍主力が迎え撃つ。訓練不足の近衛鉄虎兵大隊を率い新城は波打際の最前線に血路を拓く。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は戦争準備に物語の半分、戦争に残りの半分だった。
    戦闘は直衛の本領が最大限に発揮される場面だけど、そこまでの戦争準備も興味深かった。
    今までの話で直衛が軍事的才能に優れている事は分かっていたけど、今回で政治、経済にもある程度の見識を持っている事が分かった。これは今後の直衛の行く末を暗示しているのだろうか?
    戦闘の方は周囲の期待に沿う活躍が出来ていたね。まあ、味方の失策と敵の策で失敗してしまったけど、作戦自体は評価されるのかな?

  • 2016/03/25-04/01

  • 読んだきっかけ:漫画が面白かったから。

    かかった時間:2/1-2/7(8日くらい)

    内容:第三巻は、皇都帰還でのごちゃごちゃから、アレクサンドロス作戦の発動、501部隊の反撃戦失敗まで。

    2巻の感想で、「小説と漫画で、正確に差異があるように思えてきました。漫画の方がソフト??」と書きましたが、かなりそのような気がしてきました。
    小説の新城はよりエグイ。

    新城の戦争は盛り上がります。

  • 北嶺の武勲で少佐に昇進した新城は皇都に蠢く大貴族の政争の駒となって、皇主に奏上する栄誉と引替えに近衛とは名ばかりの弱兵部隊への転属を命じられた。練兵の間もなく決戦の時は来た。湾を埋め尽くす帝国軍の大上陸部隊を、興廃を賭して皇国軍主力が迎え撃つ。訓練不足の近衛鉄虎兵大隊を率い新城は波打際の最前線に血路を拓く。

  • 漫画版が2巻の内容までだったので続きを、という意で読んでみる。経過→結果という描写が少し拍子抜けかなあ、と。

  • 新城にたまにひく。猫がかわいい。敵で描写されると賢いから一筋縄でいかない。

  •  9冊読み終わるまで読み続けます。

     猫があまり出てこなかったー。
     これから戦闘増えそうなので活躍するかしら。
     
     坂東の存在が今の所「なぜ出てきた」という感じなので、伏線だとしたら、この後どうなっていくのかしら。楽しみ。
     しかし、坂東って、迷惑なくらい「ここに大隊長がいるよ!」って目印になるんじゃないのかしら。巨大で浮遊してるんですよねぇ。
     でも突撃してきた兵士を自衛で絞め殺したりしてるし……ってことは、地面に這ってるのかしら。飛んでたら突撃できないだろうし。ううむ。
     どっか読み落としてるのかなあ。
     うまく想像が出来ていないので、坂東が出てくると頭の中の画が崩れます。笑

  • 未読

  • 2巻を読んでないので自分のために3巻のあらすじ。 北領から帰還した新城は天皇に戦況の上奏をする栄誉にあずかり、駒城の意向を受けて守原による総反撃を阻止する。 そして新城は弱兵で知られる近衛衆兵大隊長(=鉄虎兵501部隊)を命じられた。彼は短期間で実戦に耐えうる部隊を作るべく訓練を実施するが、すぐにも帝国・東方辺境領姫の軍が海を越えて上陸してくる。 兵数を補給を整えなだれ込む帝国軍を迎え撃つ皇国軍にあって、新城は浸透夜襲をかける。自軍の劣勢を生かして、辺境領姫その人を直接攻撃しようというのだ。 だがまさに姫に到達しようというその時、新城に嫉妬心を抱く佐脇が手柄を立てようと現れ敵にこちらの動きが知られてしまった。 進むも退くも同じと悟り、あくまで敵将を目指すと決意したところで、皇国軍総大将から退却命令が出て、全く皮肉の笑いをもらすしかない鉄虎兵たちなのであった。

  • 後半の龍口湾の攻防戦がドキドキで面白かったです。

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著者プロフィール

佐藤大輔
1964年4月、石川県生まれ。ゲームデザイナーを経て作家となる。戦略シミュレーション小説に独自の世界を切り開き、ミリタリーSFなどでも活躍。著書に『征途』、「レッドサンブラッククロス」シリーズ、「皇国の守護者」シリーズ、「地球連邦の興亡」シリーズ、「エルフと戦車と僕の毎日」シリーズ、『帝国宇宙軍』など多数、コミック原作に「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」ほかがある。2017年3月、死去。

「2023年 『凶鳥〈フッケバイン〉/黙示の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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