皇国の守護者 4 (C・NovelsFantasia さ 2-4)
- 中央公論新社 (2000年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125006314
作品紹介・あらすじ
「皇国」軍の奇襲作戦は、ユーリア率いる「帝国」軍の巧みな反撃により崩壊した!!内地を潰走し続ける皇都の防人達だが、新城率いる近衛鉄虎兵大隊は唯一整然と後退していた。絶望的状況で新城に死守命令が下る。大地を覆う精兵率いるユーリアと未完の城塞で待ち受ける新城、壙穴の戦場は砲声と血で満ち始める。
感想・レビュー・書評
-
前回の龍口湾での会戦から少しばかり、時計の針を進め六芒郭籠城戦に突入
ここまでの新庄直衛の戦いは運動戦での奮闘の方が印象に残っていたが、籠城でも運動戦同様に力を発揮できる事がこれで証明されたな。
[more]
北領での戦いも合わせて考えると、火砲の集中運用が最も得意なのだろうか?
しかしながら、現段階での新庄の階級では火砲を集中する権限がないから、特異な事態出ない限りはその力は発揮されないんだろうね。残念だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016/04/04-04/07
-
これはまた、どうなるのやら
-
読んだきっかけ:漫画が面白かったから。
かかった時間:2/10-2/12(3日くらい)
内容:第4巻は、501部隊の反撃失敗から六芒郭籠城、脱出戦まで。
武揚伝を読んだ後だけに…五稜郭を思い出します。
武揚さんも篭城戦、できなかったなぁ。
強大な火力の前に城砦の時代は終わりを告げるのでした。
実際の歴史では、ここより要塞の時代が始まるのでしょうね。 -
姫様が新城に固執する理由がイマイチわからない。新城のこれからなど物語には惹き付けられる。
-
途中のほうはいいが、ラストのほうがそうですか、という感じ。若者が出たかと思ったが、そうでもなく。
-
唐突に防衛戦がはじまっていました。この方、未来を書いて過去に戻ることがしばしばあるので、巻を間違えたかと思ってしまいますね。
戦闘の書き方いいなあ。しかし躊躇いなくがつがつひとが死んでいくので、次は誰かとひやひやします。 -
3巻を読んで久しいので自分のために4巻のあらすじ。 帝国軍元帥ユーリアは迅速な皇国の制圧を望んでいる一方で、新城の反撃の手段を期待してもいた。新城らが籠もった城塞・六芒郭は戦略上重要な皇龍道を少し外れたところに建つ。現在も南突角堡が建設中途であり、帝国軍もここに狙いを定めて攻撃してきた。 皇国軍が用意した火砲の威力で、塞を落とそうとする帝国軍は甚大な人的被害を出す。カミンスキィは六芒郭を迂回しない姫の思惑を読み取る。「あの男にうつつをぬかしておられる」と。 だが姫は複数の翼龍に攻城弾攻撃をさせる作戦で、一気に塞を戦闘不能状態に叩き込んだ。ユーリアの降伏勧告を蹴り、誰もが降伏か玉砕を覚悟したが、駒州軍と龍州軍が威力捜索の名目で帝国軍と衝突したことを導術が知らせてきた。 新城は六芒郭を捨て、あまつさえユーリアを殺害しておいて逃げるという奇策をたて、実行に移した。 同時刻、辺境領姫に不満を抱く貴族たちが暗殺を企てて彼女に迫っていた。そこへ踏み込んだ新城たちは、ユーリアを連れて脱出することになった。ああもう、あらすじだけで書くの大変!
-
未読
-
六芒郭の攻防ですが、たった数日の攻防とは思えないほど濃い内容でした。<br>
意外と一途(?)な男カミンスキィと丸枝中尉に萌えました。