桐原家の人々 2 恋愛心理学入門 (C・NovelsFantasia か 1-22)
- 中央公論新社 (2000年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125006345
感想・レビュー・書評
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[台東区図書館]
ちょうどレディ・ガンナーの一部が近隣でなかなか見つからず、久しぶりに台東区を利用。すると"桐原家"もこちらにあった。途中までかもしれないけれど、題名すら知らなかった"もものき"と違って、以前読んだことがあったはず、、、、と思ったけれど、1巻の冒頭を読んで記憶を掘り起こせず、でも最後まで読んだらこのオチ(設定?)は知っていたな―と思い出したのは、、、、、単に記憶があいまいで読まなければ思い出せなかっただけでなく、当初は初出だった"角川ルビー文庫"の方で読んだから、だったのかしら???
"ルビー文庫"、、、知っている身としてはこの話がそのジャンルで書かれたことに多少違和感を覚えなくもないけれど、筆者の後書きからすると、「文庫路線を知った上でのこの話」という経緯だったみたいだし、中央公論で再版されるにあたって大分加筆修正もしたということなので、その際に削ったり足したりした文章だけでなく細かい設定?もあるのかもしれず、、、、でも「デル戦とスカーレットを基軸とした各種天使モノ」が茅田ワールドの神髄かなと思う一ファンとしては、このシリーズはとりあえずこの版で読めておけばいいかな。
いざ読み終わってみれば既読感のあった一巻とは異なり、二巻は知らない、読んだことのない話だった。一巻で露見した三つ子の秘密のモヤモヤが続くのかな、誰のどういったモヤモヤがメインになるんだろう、、、と思いつつ読み進めていったら、この巻は麻亜子の夫の話だった。それにしても、、、、森崎の養子ののぞみも強烈な個性と行動力を持つキャラ。そっかー、桐原家の家族構成って一巻のようになっていただけでなく、婚約者の浮気で本当の結婚をしなかった麻亜子さんの過去ってここまでの設定だったんだ……(笑)<←凄まじいとか可哀そうとかそういうマイナス要素のはずなのに、しっかり最後まで読み終わってしまうと"(笑)"がつくのこそ茅田ワールドの真髄>詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まだまだ桐原家には秘密があった!!!な巻。
麻亜子にとっては不愉快極まりない人物が2人(3人?)登場。
それにより振り回される3つ子達。
本人達は真剣なのですが、やはり桐原家。
読み手としては最強に面白いです。
豊さん最強説がより光っています(笑) -
201803
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麻亜子の元恋人との過去・関係が明らかに。
たくましい家族に好感が持てる -
再読ー。
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ややこしい家族関係にまたややこしい事実が加わり…。ますますハチャメチャな展開になって行く。深刻な家庭問題のはずだけど、軽く面白く読めるホームコメディ。この作家の得意なキャラである、強く恐ろしい女性パワー炸裂の一冊。
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前巻で終わったと思った一連の話に、更に奥があったとは…。
楽しく読めました。 -
月の輪熊とウサギを並べて兄弟だと言い張るぐらいに無理がある桐原家の三つ子たち。
真実を知らされた16年目の初夏。
3人をさらなる混沌に落とし込む妙なものの出現に麻亜子さんの怒りが爆発。
まだ隠されていた秘密は怒濤のジャーマンスープレックスと共に炸裂する!
必笑家族コメディ新装登場第二弾。 -
三つ子はもちろんかわいいけど、まあちゃんと零ちゃんが特に好き。