スカーレット・ウィザード 3 (C・NovelsFantasia か 1-23)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125006628

作品紹介・あらすじ

ジャスミンの出産を控えてケリーが総帥代理の任についたとたん無人車は暴走し強化硝子が落下し重役たちの露骨な抱込み工作がはじまった。でもね、こんなのは余興にすぎない。あの気障で自信過剰ではた迷惑な銀髪のあいつが現れたのだから私は瞬時にリミッターを解除した。ダイアナ・イレヴンス発進。

感想・レビュー・書評

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  • ケリー、ガイアに降りる。その証拠はジャスミンの持ち帰った一鉢の花のみ。いつか一緒に探検したいと誓う。
    そしてケリー不在の間にジャスミン出産。しかも人質に取られ帰ってこれないとなれば、出産直後のジャスミンが生まれたばかりの赤ん坊とともに取り返しに。
    さすがジャスミン、規格外。
    でも帰還できたかどうかは次巻に続く。
    巻末にはダイアナ誕生の物語。

  • 幽霊星
    目に見えるけど
    計器には何の反応もない
    ファンタジィ感満載の星
    自分の力では降りられない
    おろしてもらうしかない星
    誰も降りたことがない星
    気の迷いがあるから
    降りられて
    何もなければ
    届かない場所
    デルフィニアを初めて読んだ時に気になっていた一族の場所でした
    初めて降りて
    その星で生きていた花を持って帰りたいって思うとき
    なんでもないような信じられない話を伝えたい相手ができる
    今まで誰にも言わなかった話を
    話をしてみても良いかと思う相手
    自分が信じられないことを
    信じられないけど
    目の前にあることを受け入れられる

  • ケリーとジャスミンの突き抜けっぷりがだんだん快感になってくる。

  • [江東区図書館]

    スカーレット・ウィザード3巻。
    読んだのは遠い昔。デルフィニアに次いで知って?出版当時に読み漁っていたはず。
    図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしまった。

    好きと言いつつ記憶力のない自分に感謝。
    読み始めてすぐ主人公同士のコンセプトや掛け合い漫才のような二人のやりとりは懐かしく思い出されたものの、読んだところまでに相槌を打つ感じのいい思い出し加減で、ストーリー自体は最後まで思い出すことなく楽しく読めた。

    狙われていたケリーが誘拐されてしまう巻。
    ダイアナの本領発揮。

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~

  • 目次
    ・スカーレット・ウィザード
    ・十一番目のダイアナ

    ジャスミンと結婚した時、クーア財閥の重役たちはケリーを懐柔しようとした。
    自分たちの言いなりにならないジャスミンよりも、ケリーの方がくみしやすいと思ったから。

    でも、ジャスミンが子どもを産んだら、ジャスミンもケリーも必要ない。
    いや、逆に邪魔だ。
    子どもだけ残れば、傀儡にしてしまえばいいのだから。

    そんなジャスミン側の問題をやり過ごした後、ケリーがさらわれる。
    希少鉱物を産する惑星の位置や、宇宙空間をショートカットできる未発見の門(ゲート)を数多く知るケリーの記憶を手にするために。

    ケリーの相棒、感応頭脳のダイアナと切り離されたケリーを救出するため、ジャスミンとダイアナがタッグを組む。

    ダイアナがなぜ、感応頭脳でありながら人間らしい感情(らしきもの)を持つのか。
    ダイアナの出生の秘密(?)が明らかにされる『十一番目のダイアナ』が面白かった。
    本編の方はメインのストーリーではなく、ちょっと箸休めな感じ。

  • 201803 出産 幽霊星 ケリー誘拐

  • 20160715 読了

  • 奥さんの強さに存在薄目だった
    旦那さんの強さが 徐々に。。。

    面白くなってきた。

    そしてあっという間に出産した。マジか。。。

  • 「スカーレット・ウィザード〈3〉」女王ジャスミンが妊娠!財閥総帥の座は…
    http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-01-15

  • 偽装結婚の目的である重役潰しが本格化する兆しの冒頭だったのに、ケリーは幽霊星と接触を図り(なんで?)、ジャスミンは子どもをあっさり産み、思わぬ再会からケリー最大の危機、と今回もドタバタ。これまで悠然としていたダイアナやジャスミンの焦燥ぶり、無敵だったケリーのあっけない陥落に焦る焦る。少しだけ垣間みられたケリーの残酷そうな過去が、次巻以降どう影響していくのか気になるところ。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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