スカーレット・ウィザード 4 (C・NovelsFantasia か 1-26)

著者 :
  • 中央公論新社
3.94
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125006833

作品紹介・あらすじ

低能海賊がケリーを本気で怒らせた。触れてはいけない男の過去を土足で踏みにじったのだ。彼は左眼を琥珀色に輝かせ口元には薄く微笑みをはいた。もう誰にも止められない。この空域の船は残らず消滅する-!リミッター解除!!私-ダイアナ・イレヴンスは白い閃光となって跳躍した。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻でちょいと出産祝いを取りに行ったケリーの船が感応頭脳を操るアレンジャーとケリーから有用なゲートの情報を引き出そうと考えた無茶な海賊のせいで捕らわれ、救出に向かったダイアナとジャスミンは、冒頭でケリーを回収した後その無茶な海賊を屠るためにダイアナのリミッターを解除。すさまじい速さでおよそ現状の船で出せる速度ではないため、この伝説も封印することに。
    ケリーは取り戻したが、今度は二人の子どもが誘拐された。
    ハラハラするところでまたもや次巻に続く。
    何よりもまだ幹部始末してない。怒りMAXの夫婦に敵う者はいるのだろうか。

  • 何でもない
    そんなことでは怒らない
    流せる話の方が多いのだけど、
    絶対に触れてはいけないところに
    もし触れられたのならば
    許さない
    許せない
    俺が
    俺であるために
    一番大事なところ
    今までも一つところに
    これほど
    長くとどまったことがない
    長い付き合いになるから
    知られたくないものを
    知られてしまう危険を抱きながら進まないわけにはいかない
    いつまでいるか
    いつまでもいるのか

  • [江東区図書館]

    スカーレット・ウィザード4巻。
    読んだのは遠い昔。デルフィニアに次いで知って?出版当時に読み漁っていたはず。
    図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしまった。

    好きと言いつつ記憶力のない自分に感謝。
    読み始めてすぐ主人公同士のコンセプトや掛け合い漫才のような二人のやりとりは懐かしく思い出されたものの、読んだところまでに相槌を打つ感じのいい思い出し加減で、ストーリー自体は最後まで思い出すことなく楽しく読めた。

    ダニエル無事奪還。でもケリーの重い過去が少しだけ明かされていく。

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~

  • ケリーが海賊に逆襲を果たす様は、ダイアナの速度とカタルシスの崩壊があいまって爽快感抜群。

  • 201803 誘拐決着 子供誘拐

  •  ケリーを怒らせた海賊たちがぼろくそにやっつけられると、ようやく少し、ケリーの過去が見えてきた。
     それは、とんでもないことから始まったひどい話の生き残りがケリーだという話なのであるが、ある意味タブーとされる部分の話だ。
     ケリーはそれを知ったものを生かしておくつもりはなかったけれど、ジャスミンのとりなしでなんとか何人かは命を繋ぐことができた。

     ただ、そこでとんでもない事件が起こる。
     ケリーとジャスミン、二人の息子が誘拐されたのだ。
     慌てて救出に向かう二人だったが……

     という話でした。
     いや、なんというか、小説は漫画に比べて内容をもりだくさんだなあ……と。
     一つのシリーズを続けて読んでいると頭がハレーションを起こしてくるんだけど、どこからどこまでがこの巻の内容だったっけ? となります。
     もちろん、どっちがいいとか悪いとかではないのだけれど、漫画と小説を交互に読んでいると、時々、区別がつかなくなって、びっくりします。

     何はともあれ、最後と思われる大救出劇が始まるのですから、楽しみにしていたいと思います。

  • 20160716 読了

  • 面白くなってきた。

    最初奥さん>>>>>>旦那さん だったイメージが
    女王、海賊、と対等に感じられるようになったので。

  • 4巻。中々死なない海賊軍団。
    そして今度は嬰児誘拐か…。ま、赤子は自分を守れないし一番誘拐されやすいでしょうが。

  • ケリー帰還。生まれた赤ちゃんさらわれる。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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